大相撲春場所12日目、御嶽海は今日も正代に敗れ、5連敗となり、5勝7敗で関脇の座も危なくなりました

場所の後半になると負けが込むのは、巷間言われているようにやはり稽古不足 (稽古嫌い) なんでしょうね

相撲の雑誌や、TVの解説でも解説者や親方たちが、一様に御嶽海の稽古不足を指摘しています。
元横綱武蔵丸の武蔵川親方は、御嶽海は稽古しないので、筋肉が付いていない、稽古不足なので場所の後半はバテるとまで言い切っています。
出羽海一門の総帥春日野親方 (元関脇栃乃和歌) も厳しく突き放した言い方をしてますね。
稽古不足で、あれだけ関脇の座を維持してるのですから、地力は十分にあるとは思いますが、いずれ稽古不足のつけは自分に返って来ると思います。
御嶽海が出羽海部屋に入る前は、名門出羽海部屋に関取は居ませんでした。既に和歌山県庁に就職が内定していた御嶽海 (当時は大道久司) を口説いて
、言わば三顧の礼?で迎えた出羽海親方は御嶽海に強く言えないのではないかな?と推察いたします。
御嶽海が10枚目幕下付け出しでデビューした時は、先輩の出羽疾風が十両に昇進していましたが、すぐに幕下に転落し、御嶽海は22歳にして部屋頭になりました。やはり怖い親方や兄弟子が居ないと駄目ですね。
明日にでも、西幕下筆頭の若隆景の取り組みが予想されます。現在のところ十両から幕下陥落が確定なのは2名。東幕下筆頭の白鷹山 (はくようざん)
が6勝0敗なので、彼の昇格は決まり。あとは幕下上位で大勝した力士が出たら、西筆頭でも4勝3敗なら昇進は微妙ですね。明日勝って5勝すれば文句無しです
