ジョウビタキ オス 山田池で孫娘が撮影
春分の日の翌日、ウチの「菜園」に可愛いお客さんが訪れた。ガラス戸越しに観られているとも知らずぴょんぴょん跳ねて餌をあさっていた。ネットで調べてジョウビタキのオスとわかった。ほかにスズメ、キジバトがよく来る。鳥が来るほどにわが「エコ菜園」の実験は成功した、と自負している。
まず季節の野菜が、種蒔きしたものはすべて収穫できた。ターサイ、サニーレタス、ブロッコリー、カリフラワー、ネギ、ミズナ、セリ、イタリンパセリー、クレソン。さらに夏野菜のタマネギ、ソラマメが順調に育っている。
浅いプランター、浅鉢は避けたほうがよい。深いプランターと10号以上の鉢が望ましい。クレソン、パセリのように小振りの野菜なら8,9号鉢でOK.
深い容器70個ばかりの内2個で、糠を入れ過ぎたため固い糠の層ができて通気、排水が阻害され、生ごみがヘドロ化して腐敗臭を放った。それでも、ターサイは根が浅いため収穫には影響なしだった。ほかの容器では生ごみは発酵して土に還っていた。
夏野菜の植え付けに向けて容器をひっくり返して、土壌を乾燥消毒した。これからまた、牛糞、鶏糞、苦土石灰と自家製木灰を加えて、前作と同じ手順を踏むことになる。
連作障害は考慮しない。トマトの後に今年もトマトを植える。生ごみを土に還し肥料を追加しているから必要成分はもれなく循環しているはずだ。これに前世紀のように糞尿も利用できたならパーフェクトなんだが・・・。
鎖国下の江戸百万都市は糞尿肥料「下肥」のお陰で持続できた。今の日本では、都市の下水汚泥、焼却灰は、重金属を分離する技術とインフラが開発できていないため肥料に利用できない。
食糧自給率実質10%! 都市化した日本は経済封鎖に耐えられない。肥料だけでなく飼料、燃料の欠乏が食糧生産のネックになる。