昔少年サッカーを創設して間もない頃わたしは試合で戦う意欲に欠けるU君
の脚を蹴った。
試合会場もその時の状況もよく憶えている。
感情に任せての体罰だった。
そのときの嫌な気持ちが暴力的体罰への傾斜からわたしを救った。
J-CASTニュースによると、前日自分の靴を隠されたことに腹を立ててクラスメートをシューティングナイフで脅かした男子と関係児童6人の頭を平手で一発ずつ殴った校長が今年7月末覚悟の辞職をした。
大阪市教委は一学期終了後校長を戒告の懲戒処分にしていた。
民間から校長、区長を募集してよく話題になる橋下市長の考えを聞きたい。
情報不足ながら私見を述べるなら慰留すべきだろう。
わたしには前述の体罰から十数年後選手の頬を張り飛ばした経験がある。
学校でチームメイトに人間としてゆるされない言動をしたので練習前に確認して思いっきり平手打ちをした。
純粋に本人のための躾だった。
翌日母親が来て「ありがとう」とお礼を言った。
双方とも言い訳も事情説明もなかった。
同じ頃ライバルチームの監督(小学教諭)が議員と弁護士に支援された保護者から告発されメディアでニュースになった。
かれは云百万円払って示談で切り抜けた。
彼のサッカーチームのOBが万引きをした事を耳にして義憤からわざわざ中学校に乗り込みその生徒を蹴って骨折させた。
こんなはみ出し先生はもはや絶滅した。