中年の戯れ言に、おとこは歯、目、チンの順で老化する、というのがある。歯はとっくに総入れ歯になった。歯周病のわずらわしさも歯磨きの面倒も無くなったので、結果的には良かった。
ついで左目が緑内障になり長年点眼薬で眼圧をおさえたが、徐々に左眼の視野が欠けた。医者に白内障の手術を勧められた。目にメス! 聞いただけでゾッとする。その内右目も緑内障が始まっているから両眼とも手術することを勧められた。白内障があると眼の精密な検査結果が得られない、と言われて、3月いっぱいかけて両眼を手術した。
案ずるよりは産むがやすし。痛みなし。入院なし。自転車で通院した。
保険適応となる単焦点眼内レンズを入れた。焦点をTVに合わせてもらった。乱視矯正もお願いした。TVとPCがよく見えるようになった。遠方も不自由を感じない。
読書には眼鏡型ルーペが欠かせない。手術前は疲れ目でしばしば眼がしょぼしょぼしていたが、今は終日すっきりしている。