子供たちを乳母車に乗せて遊びに行く途中
とあるマンションの一角に
コンクリート製の鹿の遊具がありました
小さな子供が背中に乗って遊ぶのに
ちょうど良い大きさのものです
最初は仲良く
その背中に乗って遊んでいた
我が家の双子でしたが
いつものごとく
鹿の背中をめぐっての
喧嘩が始まりました
しばらくはその喧嘩の様子を眺めていたのですが
やがて一人が負けて泣き出しました
一人が背中を独占しています
仕方がないので慰めに行こうと近寄ると
地面に寝ころび泣きながら駄々をこねます
抱き上げようとしたのですが抵抗するので
しばらくそのままにして様子を見ました
暖かな小春日和
地面もそこまで寒くないだろうと思いながら
負けた子供はしばらくは
寝ころんで泣きわめきながら
抵抗を続けました