風のささやき 俳句のblog

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春遅し布団の暖に子をくべる 【季語:春遅し】

2021年02月13日 | 俳句:春 時候
仙台で雪がちらついた日
なかなか春という感慨はもてず

家の中にいてもどこか底冷えがして
暖房をつけるのですが
つい何枚も服を着こんでしまいます

もともと眠ることが好きな自分
ますます布団の中が恋しくなり
時間があれば
その中でごろごろとします

時折は遊びまわる子供たちを
無理やりその布団の中に連れ込み
暖をとってみたりします

もちろん嫌がって泣き出す子供たち
もう少し口がきけたなら
きっと悪口を言われているだろうなと思います