風のささやき 俳句のblog

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すり寄るは小便臭き子古蒲団 【季語:蒲団】

2021年11月21日 | 俳句:冬 人事
朝晩が寒くなると
手放せなくなる厚い布団

朝は布団から出るのが億劫で
ついつい起きる時間も遅くなり
ぎりぎりまで布団の中にいます

それは子供たちも同様のようで
いつまで布団の中でグズグズと目覚めず
布団を剥がれると
僕の布団の中に入ってきます

僕は僕で布団から出たくないので
その子供を抱えて
布団の中で丸くなります

最後は怒られて起きるのですが
それまでのちょっとの間

小便臭いおしめをの子供を抱え
ぬくぬくとしている時間が
とても幸せに感じられる冬の朝です


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