風のささやき 俳句のblog

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青空が映える水田茅葺を見れば穏やかになる胸の何故 【短歌】

2021年06月23日 | 短歌
電車に乗って
水田の広がる風景を眺めていると
何故かほっとするものを感じます

そこに茅葺屋根の古い家でも加わろうものなら
僕の胸の内に穏やかで
懐かしいものが広がっていきます

小さな時分
茅葺屋根の家で暮らした経験が
自分にはあるので
その原風景のようなものに出会うことで
穏やかさを感じるのでしょうか

それとも個人的なもの以上に
日本人の心象に潜む原風景なのでしょうか

茅葺の家で暮らした経験はない
自分の子供たちが大きくなったときに
こうした風景を見て
どんな感想を覚えるものか
聞いてみたいものだと思っていました


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