新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

源氏物語とビーズグランプリ

2007-03-23 17:24:44 | 読書
ビーズを、万華鏡の素材として使っているのを知っている友人が、ビーズグランプリイン横浜の優待券をくれました。横浜高島屋です。どうせ横浜へ行くならと、そごう横浜店をチェックすると、そごう美術館で「よみがえる源氏物語絵巻」を開催してました。そこで今日二つの百貨店を掛持ちです。

①ビーズグランプリイン横浜  ビーズを買いに行く度に熱心な女性客が多く来ているのに圧倒されいてました。でもそれ以上のビーズの世界がありました。予想以上に年配の女性が多いようです。入賞作品や作家の作品の緻密さに驚きました。ビーズ屋の出展もあり、むしろそちらが目的でしたので、これから店を調べます。

②「よみがえる源氏物語絵巻」が得をしました。
国宝「源氏物語絵巻」は徳川美術館に詞書28面と絵15面、五島美術館に詞書9面と絵4面が所蔵されており、平成10年からの化学分析、平成11年からの「る源氏物語絵巻」復元模写プロジェクトで、絵19面が復元され、900年前の当時の色鮮やかな絵巻物がよみがえりました。それを、復元模写図、昭和模写図、原本デジタル画像図と3点が並列展示され、復元模写の苦心と、往時の美しさを創造されます。900年前にこのような絵巻物が描かれたとは、技術のすばらしさと豪華さに感激しました。
ただ、原本の傷みがひどく残念至極です。剥落した絵の具は、痛々しくさえ感じられ、これが国宝とさえ思いました、だって、デジタルとはいえ、「源氏物語絵巻」を始めてみたのですから。
自分の、日本人としての勉強不足に恥じ入りました。解説ボードの中の登場人物を、男名前と、女名前を勘違いして読んでました。それは「夕霧」「薫」「柏木」です。これが男性の名前であると途中で気がつきました。恥ずかしくなりました。
めったに買わない、図録と言うかNHK取材班の解説本を買いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする