新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

「ヤマガラ」のえさ場

2012-10-02 18:02:22 | 里の鳥
79万平米の広大な小金井公園の中央北側にバードサンクチュアリーがあります。
当日も第一駐車場に車を止め、中央通路からまっすぐサンクチュアリーを抜けて小平口方向に歩きはじめました。ここから東へ転進公園の境界ギリギリの散策路を一周するいつものコースです。

公園の西側半分はいろいろテーマ別に公園が区分けされていますが、東側半分は広場と言う形で木々の茂る個所もたくさんあります。
この日はあまり鳥たちの姿がなく、中央まで戻ってきました。

バードサンクチュアリーは高いフェンスで囲まれ、中は全くの手つかずの森です。その南側はとても広い広場になっています。
その広場とサンクチュアリーの境は、緩衝地帯のような感じで幅20m位の雑木林がずっと続いています。

その雑木林の中の遊歩道を歩いているときです、頭上を小鳥が通り過ぎました。「シジュウカラ」くらいの気配です。
地上に下りた姿を見ると、「ヤマガラ」でした。空は真っ青に晴れているのに雑木林の中ははかなり暗く、撮影できるか分りませんでしたが、とりあえず撮影を始めました。
気配を察した「ヤマガラ」はすぐに飛んで行ってしまいました。しかしすぐにまたサンクチュアリの方から5メートルほど離れた地面に数羽とんできました。
雑木林の太めの木に体を寄せて気配を消していると、また頭上を飛んで目の前の下りてきました。
それからは全くこちらを気にしないようで、地上で木の実を見つけると咥えて遊歩道の柵のロープの上で夢中で木の実を割って中の実を食べていました。

もっと林に光があればピントの合った画像が取れるのにと、悔やみながらの撮影でした。


こんな風に木の実を探します。


嘴を一杯空けて木の実を咥えてきます。


穴をあけるのか嘴を刺して中の実を取り出します。中の実は薄緑色の柔らかそうな気の実でした。


たりないのかすぐにまた木の実を探しに下ります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする