新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

内田康夫「汚れちまった道」「萩殺人事件」

2012-10-19 18:02:22 | 読書
1週間くらい前に店頭に並んでいたのですが、やっと本日購入です。
内田康夫の小説はすべて購入している私としては、すぐに購入したかったのですが、なんと今回は2冊同時発売です。
山口県を舞台に2つの事件が互いに干渉しながら展開していくと、作者の後書きにあります。こんな試みは初めてでしょう。
購入しなければと思っていたのですが、なにせハードカバーで1冊1700円×2冊で3400円です。躊躇していたのです。

「汚れちまった道」はお馴染み浅見光彦の視点で、「萩殺人事件」は浅見の友人・松田将明の視点で書かれているとのこと。まだ読んでいないのですから。
二つの出版社から同時に刊行されているのですから、どちらから先に読むか悩むところです。当然作者はそれぞれに仕掛けをめぐらしているでしょう。
理想を言えばどこかひなびた温泉にでも行って、ガラス窓から下の川面を横目で見ながら籐椅子に座って読みたいところです。

読了後感想をまたお知らせします。ただこれから好天が続くようです。読書どころではなさそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする