講談社文庫「消えた戦友」リー・チャイルド上下巻BOOKOFFで購入出来ました。注目作品だったのかなかなか入荷してませんでした。昨年8月発売だったのですが、上下巻各1,000円は文庫本として高いです。最近文庫本もとても高くなりました。勿論単行本も当然ですが。むやみに本を購入しても増えるばかりで、悩んでおります。購入するのはかなり厳選することになります。それで図書館で読むのもいいかとスマホのメモ帳に記録し始めました。
それがこれです。
赤〇は購入した本です。
今回購入したのが表題の本です。ピックアップしたときは関心を持ったのですが、時間が立つ読書予定の本がどんな本だたか忘れてしまうのが困りものです。
これが購入した「消えた戦友」です。シリーズ原作本やDVDをいくつか持っていますが、一匹狼の主人公リーチャーが主人公の背景となっている元米陸軍憲兵隊特別捜査官の部下(リーチャーは元憲兵隊特別捜査官の少佐だった)と共闘して巨悪と戦うストーリーです。昔チームを組んでいた部下の一人が、拷問の上生きたままヘリコプターから落とされたらしいと元チームのメンバーから連絡を受け調査を始めます。本作は2007年に発売されましたが、登場する米軍の新兵器が最近話題の携帯型地対空ミサイルです。この地対空ミサイルが何処で使うために盗まれたのか、それも数千発も。
主人公のリーチャーは195cm、110kgの体から繰り出される軍隊仕込みの格闘術は「やれやれーもっとやれー」と応援したくなります。そして彼一人だけがが除隊後正業についていないアウトローの生活をしているのです。勘と頭脳も素晴らしく悪党を無慈悲に始末するところも喝采を覚えてしまいまし。日本で言うところの必殺仕置き人でしょうか。
原作者がイギリス人でテレビ局で勤務していて、軍人上がりでないところもすごいと感心してしまいます。何冊もこのシリーズを読んできましたが、アメリカという巨大な国の闇の中に登場する巨悪のえげつなさにも驚いてしまうのです。今日は寒い中読書三昧でした。
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