新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
写真の無断使用はお断りします

里の鳥「ジョウビタキの雌」

2008-11-20 18:14:40 | 里の鳥
ずっと仕事で食後も夜なべのつもりです。

ですがブログを休みたくないので、食事の用意の間に先日撮影した写真を紹介いたします。

この冬初めて歩いた川沿いの道。川のこちら側半分に草が茂って下りまして、私が歩くに連れて、スズメより大きな茶色の鳥が枯れ葉の間を移動していきます。


後姿の白い模様で「ジョウビタキのメス」ではないかと納得したのでした。

そのまま幹線国道で突き当たり、今度は左側を上流に向かって歩きましたが、草の茂った中州の前に来ましたが、もう居ませんでした。
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佐藤優著「自壊する帝国」追加情報

2008-11-19 17:21:54 | 読書
月末からの恒例の、ある個展に出品するための毎日の仕事が最盛期を迎えています。そんな中で、区切りの着いた夕方、昨日の佐藤優著「自壊する帝国」をぱらぱら読んでいて、書き忘れたところを書きます。

彼の学歴や、知識の深さに感心しましたが、語学関係でもその能力の高さに驚きました。

モスクワ大学人文系学部科学的無神論学科の教官で、哲学部専任講師のアレクサンドル・ポポフ講師からこんな質問をされるシーンがあります。

ポポフ「君は学生時代にいくつ語学を勉強したか」
佐藤「大学では英語、ドイツ語とロシア語、それから専門(前日参考)との関係では独学でチェコ語を勉強しました」
ポポフ「古典語はやったか」
佐藤「ラテン語と古典ギリシャ語、コイーネ・ギリシャ語(新約聖書のギリシャ語)は一生懸命勉強しました。ヘブライ語も一応勉強しましたが、辞書と注訳書がなくては旧約聖書をきちんと読むことは出来ません。(旧約聖書の一部文献が書かれている)アラム語は、残念ながら勉強をする機会がありませんでした」

この場面では専任講師から、大学で学ばなくてはならない外国語や古典語や論理学を疎かにしてはならないという事を、話すシーンです。

著者の本ですから、何処までの能力かわかりませんが、それにしてもすごい内容です。
私は商学部2年のとき珠算が必修でした。なんと言う違いですか。

予断ですが、その教授が収集した算盤のデザインがされた鍔に刻まれた十の位の金の十の文字が、実は隠れキリシタンの十字架であるという話をしていたのを、今思い出しました。

学問をするという事がどんな事か、考えさせられる昨日今日でした。
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佐藤優著「自壊する帝国」なんとか読了す

2008-11-18 18:22:41 | 読書
佐藤優著「自壊する帝国」なんとか読了しました。鈴木宗男議員バッシングの関連で逮捕、起訴された報道から、それくらいの外務省役人かとの印象から、関心を持っていませんでした。

ところが、偶然本書を読むことになり、まったく印象が変わりました。優秀な人間の、ある意味プロの仕事の軌跡を読んで、彼の能力・ロシアでの人脈を妬んだ高級官僚たちに嵌められたのかもと思うのでした。マスコミの報道の仕方にも偏向があるような気がしました。

ソ連からロシアへの変革については、それほど興味が無いというか、知識も情報も持っていませんから、本書の歴史的・政治的な事柄は正直理解出来ませんでした。

私が興味を持ったのは、日本は情報戦争の無法地帯といわれているのに、ソ連国家末期からロシアへの変革期にこんな情報活動をしていた専門職員(ノンキャリア)がいたことです。

彼の経歴にも驚きました。同志社大学神学部と大学院で組織神学を学ぶ。具体的な研究対象は、「チェコスロバキアの社会主義政権とプロテスタント神学の関係について」です。まったく判りません。
またロシア語を高度な実務に対応させるため、外務省で採用されたあと、イギリス陸軍語学学校ロシア語コースで徹底的に叩き込まれるのです。

在モスクワ日本大使館赴任後、モスクワ国立大学言語学部に留学、後に同大学哲学部宗教史宗教哲学科で日本の外交官で初めての教鞭をとった。

大学での留学が彼の人脈作りの基となったのです。ソ連連邦共和国からモスクワ大学へ入学している知的エリート達と会話をするためには、まして資本主義国の外交官が語り合えるのは、宗教という分野でしかなかったのでしょう。

ロシア正教、東欧のキリスト教、沿岸諸国のイスラム教、そしてこの上に複雑に絡む多数の民族、そして全ての上に存在するロシア共産党です。
このなかで、崩壊していくロシアを密かにウラで資金を送る資本主義国家。そしてKGBで代表される秘密警察。スパイ映画など足元にも及ばない現実です。

また知的エリート達の知的水準、学問の深さは彼らの背負ってきた民族の歴史の深さからでしょう。その彼らが、日本人として一個の人間として信用し、つぎつぎと学者、政治家、役人、副首相までつぎつぎと紹介してくれるのです。この辺の記述はそれこそドラマのようです。此処で彼の学んできた宗教学が役立つのです。

ロシア人のウオッカの飲む程度のすごさに驚きます。一晩に五本・十本は当たり前です。ウオッカを自分達と同じ様に飲むかで、使える人間か判断するとは脅威です。ところが、筆者はロシア人に負けないくらいウオッカが飲めるのです。

私は、二流大学の商学部卒です。回りに流されてきました。時間が戻せるなら、学問を選んで別の人生をやってみたい気もします。

宗教学的(キリスト教)、政治学史学的、民族学的、外交上の専門語がふんだんにでてきますが、面白いです。ぜひ読んでみてください


当然筆者が最初に出版した「国家の罠」も読んでみたくなり、書店で立ち読みをしました。でも購入は止めました。一寸しています。書き切れませんので、このことはまた。
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干支地蔵「酉から亥」最終報告

2008-11-17 18:02:12 | ドライブ
可愛いお地蔵様の続きです。といいますより、残りの「酉から亥」までの報告を忘れていました。


向かって右が雄鶏で、左が雌鳥でしょうか。


日本の犬にしてはかなり大型の犬に見えます。(キツネに見えないこともありません)


お地蔵様が左手に持っているのが、筍でしょうか。猪と筍、何か判じ物のような気がしますが。

今日で一連の干支のお地蔵様の紹介を終わります。またどこかで気になるものを見つけましたら紹介いたします。
まるで「ナニコレ珍百景」みたいです。
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清水ミチコとそしてオカリナ

2008-11-16 17:40:16 | 芸術鑑賞
昨日の「ナターシャ・グジー」の記事を書くため、色々情報を収集している中で、念のためYouTubeの映像もチェックしました。

そこで発見したのが、「いつも何度でも」や「千の風になって」のオカリナ演奏映像でした。オカリナに子どもの頃から関心がありましたので、見入ってしまいました。

その並びに「清水ミチコの千の風になって」を紹介されていました。女性の物まね師として、これまた関心がありましたので、さらに検索して見ますたくさん出てきます。

以前お話しました、「タモリ」「小松政夫」は楽しませてもらいましたが、その後テーマがなくなりお休みでした。

しばらく清水ミチコで時間がつぶせます。YouTubeのどのような映像を見るか、何時も困ります。とりあえずの趣味の映像は殆んどみた気がしますが、さてその次はということです。

もう一つ今困っているのは、貴重な画像をダウンロードしたいのですがうまくいきません。RealPlayerで可能なはずですが、今のところうまくいきません。

フランスで行われた合気道の師範の模範演技は、一見の価値がありますよ。

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ナターシャ・クジーのクリスマスコンサートへ

2008-11-15 17:57:56 | 芸術鑑賞
最近ドライブするときに、いつも聞くCDがあります。
それはナターシャ・クジーの「いつも何度でも」です。千と千尋のときはそれほど関心がなかったのですが、ナターシャ・グジーを聞き始めてからはまっています。

特に車に乗り込み、動き出すとまずこのCDの、第二曲目のこの曲をかけます。
背筋が伸びるような、真面目な運手をせねば真面目な人生を、と安全運転モードに入ります。すぐにトラック・リピートにして5~6回は聞くでしょうか。
それから次の「涙そうそう」そしてロシア語の「O Holy Night」を聞く段取りになっています。



一度彼女のコンサートを聴きたいと思っていましたが、地方での地味なコンサートを続けており中々聞く機会がありませんでした。名古屋でコンサートがあると知り検討しましたが、新幹線往復を計算すると、都心でのコンサートをますことになりました。

月曜日に料金を支払いますが、チケットは今日届きました。新しいCDの先行発売もあるそうで、当日の様子はまた報告いたします。
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大量生産物のきわみ

2008-11-14 17:53:24 | ショッピング
四・五年以上使っていたご飯茶碗に、モノが当たると変な音がしました。改めて箸で縁を叩くと完全に鈍い音です。

何処かにひびがと良く洗ってみると、高台の内側に半円状のひびが入っていました。ごそっと抜けても困りますのでイトーヨーカ堂へ行ったとき、陶器市を見つけ覗いてみました。

なんとまったく同じ柄の茶碗を売っているではありませんか。作家のわかるようなものでなく、大量生産の茶碗ですから予定ロットを完了すれば、終わりのような気がします。

それとも想定外に売れるので、続けているのでしょうか。手書きの筆遣いに、手の違いがありますが、たぶん外国の品物でしょう。ぞんざいな雰囲気がぷんぷんです。

そろそろ、作家の一品の上品な茶碗を使っても許していただけるのではと、一寸考えている所です。
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里の鳥「ホオジロのつがい」ひさしぶり

2008-11-13 17:44:23 | 里の鳥
いくら職人の仕事に憧れたと申しましても、一週間、寒い日に仕事三昧ですと今日のように、久しぶりに晴れて暖かくなりますと出かけたくなります。

それで何時もの里山に出かけました。稲刈りも終わり、最後の子供達の田んぼの脱穀を総出でやっていました。米袋に詰め終わり、農家の人の挨拶も終わり、子供達の「有難うございます」の挨拶を背中に聞いて、農道を歩いていました。

白く乾いた農道の向こうに2羽の鳥が見えました。道が白いため鳥の体がスズメのような大きさの黒い影でした。

私勝ち近づく前に2羽は飛び立ち、田んぼのあぜに立てられた数本のコンクリート杭に停まりました。


色の濃いほうが雄です。


色の淡いほうが雌です。
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万華鏡画像シリーズ 2ミラー

2008-11-12 17:42:19 | 万華鏡
万華鏡のミラーの組み合わせのうち、2ミラーがいいか3ミラーがいいか大きく意見が分かれるところです。まったく好みの世界でどちらでもいいですが、どちらかと言うと、万華鏡になれている方は、2ミラーがいいということが多いですね。

勿論オブジェクトの組み合わせによっても大きく変わりますし、それ以外の仕掛けによっても違います。



これは、2ミラーです。背景を黒くしておりますし、そのほかにも工夫がありまして、かなり不思議な雰囲気をかもしております。「不思議の国のアリス」と説明することがあります。お楽しみください。
今日も1日仕事でした。
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「成りすましメール」結果報告

2008-11-11 22:24:28 | その他
昨夜、メール管理事務局から調査結果が届きました。
「成りすましメール」のヘッダ情報を送って、その内容を解析して頂いた結果、私が使っているgooメールサーバからではなく、他社プロバイダから送信元を詐称して送信された、いわゆる「なりすましメール」だという報告がありました。送信元は巧妙に隠されており、突き止めることは不可能であるということでした。

かなりのヘッダ情報でしたが勿論私は何のことかはわかりませんでした。

処理に付いてもアドバイスがありました。やはり私のメールアドレスを変更する必要があります。今のアドレスを受信拒否に設定することになります。
かなり広範囲に登録していましたので、整理する良い機会と考えています。

最近は朝からづっと万華鏡制作が続いています。幸か不幸か天候も悪く、撮影に行く気も起きませんので、じつはブログの記事に困っていました。

昨日今日と、この記事を掲載できたことは、ラッキーとしなければ。

「なりすましメール」には皆様も気をつけてください。
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