ここ3週間、休日は自宅にほぼ軟禁状態だった。このままでは体もAVENGERもサビついてしまうと思い、3日の祝日、久し振りにAVENGERをハイウェイに走らせる事にした。とは言うものの、奥飛騨、奥美濃は紅葉シーズン真っ盛りで高速道路は間違いなく大渋滞する。
じゃぁ、どこへ行く?
こんな時は、逆方向へ行けばいい。ふと、京と小浜を結ぶ通称、「鯖街道」と言われた街道筋にあった「熊川宿」(福井県)を思い出した。国の「重要伝統的建造物群保存地区」ですね。もちろん、行くのは初めてです。
名神~北陸道、木之本IC~国道303号、シメシメ、思惑通り、スイスイと。途中、30分程休憩をはさんで約2時間で到着する。
いゃー観光客も疎らで、時間が止まっているよ。もぉ、サイコー。
ぶらぶら歩いていると、鯖寿しと葛料理の食事処があったので、僕は名物「焼き鯖寿し」を、カミさんは葛ソバを注文。
生サバを使った自家製もの。程良い香ばしさが口の中にいっぱい広がり、「ウマイす!」。さすが本場ものですね。光ものが苦手なカミさんまでも「美味しい!」と言って二切れも奪っていきました。ガチョ~ン。
腹ごしらえが済み、またぶらぶらと。
宿の東口付近に番所跡がありました。
「小浜へ四里、京へ十五里」ですね。ここで番人のお年寄り(生粋の熊川人)からこの宿の歴史について丁寧な説明を受けました。和やかな笑顔がとても良かったです。
また、ぶらぶらと、
ありました!地酒屋です。純米吟醸を1本、GET!
どんな味か、楽しみです。