茶臼山の芝桜を見に行く途中、R153沿い、稲武の手前にある関谷醸造の「ほうらいせん吟醸工房」に立ち寄る。関谷醸造と言えば「蓬莱泉・空」ですっかり有名に。
この工房で搾った生の吟醸酒の量り売りが目当てです。ビン(ボトル)も用意(有料)されているので手ぶらでもOKですよ。
土曜日なのでしょう、ひっきりなしに客がやってきます。やはり人気がありますね。関谷醸造の銘柄がずらりと並んでいますが、ほとんど量り売りに。
4つのタンクがあり、特別純米、純米吟醸、純米大吟醸2モデル。すべて生原酒です。
焼酎の量り売りもあり、焼酎向きビンに純米吟醸(山田錦精白歩合55%、アルコール度17°)を。華やいだ香が良いですね。円やかですが、さすがフレッシュです。丁度、飲みかけの純米吟醸2銘柄と飲み比べましたが、格段に美味しいです。
カミさんが見つけた「あまざけ」、ノン・アルコールで添加物、防腐剤はいっさい入っていません。人気商品らしく一人3本までとか。今、ちょっとしたブームですから。こちらはまだ開封していません(カミさん用ですから・・・・)。
ただ、この「あまざけ」は、所謂「OEM」ものですね。製造元は新潟県佐渡市の酒造所で関谷醸造が蓬莱泉のブランドで販売している。日本酒だけでなく、精密機械、車、カメラ等々、いろんな業種で「OEM」は行われているので特別、違和感はありませんが、「OEM」の知識がないとネガティブなイメージを持つかもしれません。
でも、例えば、小さな会社で折角「いいもの」を作っても販路がなかったら、と思えば、これはこれで「良し」と思います。