大した金額にならなかったが、レコード処分で小銭が入った。
引出しの奥から出てきた封筒の中に・・・・・・・・なんて感じで、ついふらふらっと円盤屋へ。
オリジナル盤は遥か彼方、手も足も出ない一枚が。昔から好きなアルバム。
以前、相場では諭吉が20枚と言われたけど、やはり15枚が。国内再発盤も置いてあり、そのギャップは100倍。
所有する国内再発盤の音は悪い方ではないけれど、何となくオリジナル・マスターからではなくディスク・ダビングのような気が・・・・・・・、 叶わぬ夢かもしれないが一度、オリジナルで聴いてみたい。
女性ならではの柔らかなタッチ、細やかなフレージング、何よりもスイング感溢れる明晰なプレイ、そしてこの眼差しにグッと引き付けられる。100倍の差がちっとも不思議ではないと、思わせる一枚。
もともと発売予定のないデモ用の音源で、追悼盤としてDotからリリースされたものとか、意外ですね。最近まで知りませんでした。
J・ヒースの代表作と定評ある渋好みの作品。
左が国内盤(カヴァはMono盤仕様なのに中身はStereo盤)、右がオリジナルStereo盤。
エサ箱にあったのは左の国内盤と思いますが、諭吉一枚越えを。見間違いかな? この2枚、妙なことに国内盤の方が「音」が良く、リリースが一回限り(1974年)なのでちょっとレア扱いがプラスαとなったかもしれない。でも、やっぱり一桁見間違いかな~、それともオリジナルMONO盤だったのだろうか? ま、いいや。
RIVESIDEではD・バードとH・ハンコック(4曲)の参加が珍しく、バードが良い味を出し、ハンコックのツボを外さないプレイも聴きものですね。
結局、手ぶらで帰ることになりましたが、迷ったレコードが 一枚・・・・・・・・どうしよう。