家人を地下鉄の駅まで送った際、すぐ横にコメダ珈琲があったので、寄ったところこれが置いてあった。鉄道マニアではないけれどパラパラとページをめくっていくと、まるで列車の旅で周遊しているような気分になり、家でじっくり読むことにした。
青春キップ(JR)というと年齢制限があるようなイメージが強いけれど、だれでも利用できる優れ周遊キップ。ただ、体力、健脚でないと・・・・・、自分は現実、厳しいですね。だから、こうして誌上で一足先に疑似体験できるなんて有難い。発売期間は7月1日~8月31日、利用期間は7月20日~9月10日です。
いろいろモデル・コースがセットされていますが、ルート上の駅(線名、乗継、乗換まで)の発着時間がキチンと調べ上げられているのでリアリティが格段に出てきます。
例えば、東北一周3泊4日モデルでは一日目、東京駅5:53発~盛岡~鰺ヶ沢~横手~四日目、東京着23:34となっている。因みに一泊目の盛岡着は22:46、翌朝は6:32発
秋田、青森は列車で通っただけなので、一度、土を踏んでみたいところです。
こちらは3泊4日モデル・大阪6:47発~米子~益田~下関~大阪22:18着の山陰・山陽の旅です。
松江、出雲大社~安芸宮島・厳島神社、尾道、鞆の浦など行ってみたいです。
紀伊半島2泊3日総巡りは名古屋7:04発~新宮~和歌山~名古屋20:29着モデルです。那智の滝、串本、潮岬までは行っていますが、その先、和歌山方面は未だなのでいつか足を伸ばしたいですね。
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こちらの若狭湾(福井県)へのモデルは、丁度、梅雨明けにでも行こうかな、と思案していたコースです。ただ、車での旅なんですが。
目当ては三方五湖を見晴らせる山頂にあるテラス、琵琶湖テラスと合わせて行きたい。天候次第ですね。
この旅の手帖7月号は、僕も購入しました。なかなかよく編集できていて、実際に役に立ちそうです。僕は「仙台発の海の味覚と歴史の詰まった庄内へ」という旅が参考になりそうなのですが、他のコースも含めてよく出来ていると思いました。お話のとおり、時刻が入っているのがわかりやすいですね。
たまたま東京、大阪、名古屋を起点としたコースを載せましたが、実は自分も「海の味覚と歴史の詰まった庄内へ」に一番、惹かれ、それこそ、仙台まで、飛行機、または新幹線で行き、このコースで列車の旅を楽しみたい、と思うほどでした。
全コース、ポイントはしっかり押さえた上、車とは違う視点で、その気にさせる編集がされていると思います。
付録の全国鉄道路線図も見ていると、今まで行った所の思い出やこれから行ってみようとか、イマジネーションが湧きますね