アイラモルトの王者としてその筋から、絶大な人気を誇るシングルモルト・ウイスキー。薬品くさい、とまで評される強烈な味は、数多いスコッチのなかでも正に右翼的な存在です。
「好きか、嫌いか」、なんてキャッチ・フレーズはこのラフロイグのためだけにあるようなものです。
今、飲んでいるのはエントリー・クラスの10年物(43度)ですが、その個性は十分に味わえます。スモーキー・フレーバーがバッチリ利き、しかも、舌を包むようなオイリーさが何とも言えません。
このラフロイグに嵌るとなかなか抜け出せない、と聞きます。
最近、これをロックで飲むことが、ささやか楽しみになってきました。ヤバイです。
「本物の個性」と言うのでしょう。
[追記]
今更、こんなことを書くのは、みっともないが、書きます。
実は、このラフロイグ、ある大手のSCの酒売場で市場価格の2割ほど安く販売していたので購入したもの。最初の一、二口飲んでみたところ、いくらクセのあると言われるシングル・モルトと雖も、安っぽい味がした。体調のせいかな?と思ったが、以前、特売品である有名なスコッチの12年ものを飲んだ時、これは偽物と感じた事を思い出した。今度も偽物か?
そこで、次の時に、ひょっとして、とヒラメキ、ボトルを振って中身をブレンドさせた。そしたら、味ががらっと変わったのです。現在は約2/3ほど飲んでいますが、最初とはまったく別物になっている。つまり、ボトルの上層部分は別のモルトが分離して浮いていた可能性が否定できません。
その事が、ちょっと引っ掛かっていて、ネットを見ていたら、やはり、ありました。
これ以上は、推測なので突っ込みませんが、コレ、疑惑の一本ですね。
うぅーん! 正真正銘の本物を飲んでみたいです。
左が本物、右は??? 10 Years Oldの書体と度数が違います。
他にも有りますね。さて、どこでしょうかね?
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