名古屋城本丸御殿は慶長20年(1615年)に建てられた書院造ですが、空襲で焼失しており、平成30年(2018年)の完成に向ってその復元工事が進んでいる。
完成した2期工事の対面所・下御膳所が6月1日に公開されたので、早速、昨日、3年前に完成していた玄関・表書院と併せて観てきました。
フラッシュ撮影は禁止されていますが、ノーマルではOKでした。
無用な説明抜きでいきます。
木曾桧の白木と金箔をふんだんに使い、徳川幕府の権威、御三家の筆頭藩としての威信のほどが窺われます。
2年後に将軍専用の宿館、上洛殿が完成しますが、更に素晴らしいでしょう。
なお、お城本体の純木造再建の計画がありますが、どうなるのでしょうか。
懸案のお城本体の木造復元計画は、財源の問題ですんなりとはいかないと思いますが、御殿とのバランス上、是非、官民一体で実現したいものです。やはり「木造」は味がありますからね。
3~4年前に、名古屋城を訪れた時に、復元工事をやっていたのを見て、完成したら観たいなと思っていました。いよいよ完成してきていて、写真を拝見すると豪華で、さすがに、名古屋城だけのことはあります。
少し遠いのですが、これは是が非でも観てみたいものです。これだけのものを復元できるのは、官民一体となった名古屋に力があるからですね。すごい。