先々月末に出したクレッセンドのメンテが済んだ、との連絡が入った。
新しいリスニング・ルームが出来上がるまで、そのまま保管して貰う予定ですが、「一度、耳通しされますか?」の一言に誘われ出掛けました。
ユニットの歪みの修正、アッテネーターのクリーニングとコンデンサーの交換、またSP端子の交換、周波数特性のチェック、等々・・・・・
たまたま、置いてあったリー・モーガンのサイドワインダーで試聴。アンプはLUXMANの真空管セパレート。
出てきた「音」は荒っぽく、高域がかなりきつくなっている。初めはそうした傾向が強く、メンテ箇所がまだ馴染んでいないからでしょう。
しばらく鳴らした後、アッテネーターを少し調整してみるとかなりマシになり、ま、OKですね。
100時間ほどエージングが必要との話。
我が家に戻るまで、まだ三ヶ月ほど「お蔵入り」です。うぅ~ん、長いなぁ。
クレッセンドとは、もう30数年のつきあいです。
その間に、JBLを3モデル、ハーベス等、同時に使用していましたが、
最後に残ったのは、クレッセンドです。
SPユニットのスペックは大したことがありませんし、高域、低域共に伸びていなく、特に低域はオーディオ風に言えば、スカスカです。
でも、音楽を奏でるとういう視点から聴くと、少なくとも自分にとっては掛け替えのないモデルになりました。また、エンクロージャーのレトロ感も好きです。
もう、腐れ縁ですね(笑)
アルテックのクレッセンドいいですね。長野で聴かせてもらえるところがあって、聴いたことがあるのですが、木管楽器などよく鳴っていました。オーナーにお話を伺うと、結構いろいろと調整されているようでした。僕の自宅には置く場所がないのでどうにもなりませんが、憧れです。
せっかちな自分は、いきなり急加速していたため、結局、本来の力を引き出せないまま手放しました。
何をやっても、人生同様、中途半端に終わりそうです、トホホ・・・・・・・
可能な限り買った物でもメンテ後でも
店で慣らしてもらう事多し^^;;
その変化の課程を楽しむのが本当は
正しいんでしょうが^^;;