3年ほど前までJBL4344mkⅡで専らCDを聴いていましたが、家のリフォームの際、ライフ・スタイルのダウン・サイジングを考え4344mkⅡを手放した。
その時、使用していた電源コードが眠ったままなのでそれを再度、活用しょうと。
WIREWORLD ERECTRAⅢ REFERECE POWER CORDと長ったらしい一本ですが、兎に角固く、1mものだけに竹のようにストレート性が強い。左右に振るのは甚だ困難なので、隙間を通して、コンセントBOXに落とすしか。
しかも、ご覧の様に宙に浮いている、でもこれしか他に手がありませんから(笑)。
定石ではそこから機器へ配電するワケですが、今までも敢えてもう一段コンセントBOXを経由してフォノ・イコライザーとプリに繋ぎ、違うコードとコンセントをブレンドさせ音の変化を楽しんでいる。ま、ウィスキーのブレンダーの気分ですね。セオリーだけが正解とは限りませんので。
2、3枚流した手応えは、やや音に張りが出て来た感じで、ヴォリュームの位置も普段より絞り気味に。
そこで選んだ一枚が'KELLY AT MIDNITE’
コーティングされたカヴァ、レインボウ・ラベルなので2ndのようですが、どうも2nd(Mono盤)の再発のような気がします。
今までケリーのpの質感を上手く再生できなかった。大好きなA-2‵Weird Lullaby’はともかく他の曲は何故かもっさりしていている。WIREWORLDに替えてもほとんど変化はなく、残念。システムの問題なのか、盤自体の問題なのか?
70年代初めに一時、出回った黒ラベル。Monoナンバーですが、中身はStereo。全体に軽く薄い音ですが、‵Weird Lullaby’だけは澄んだ冬空に浮かんだお月さんのように冴えた音で、些かハイ上りながら妙に退廃感が醸し出され、気に入っている。
ただ、こちらも大した変化ナシ。
今回、音質向上に繋がらなかったけれど、暫くWIREWORLDのコードを使ってみます。
緋色ラベルのオリジナルが欲しいけどなぁ~・・・・・・・・・・
話は変わりますが、4344mkⅡを手放しことをちょっと、否、ホント後悔している。
ライフ・スタイルのダウン・サイジングを早まると、人生つまらなくなる。
自然のままでいい。
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