毎春、花粉症に悩まされ眼科の帰りにふらっと円盤屋に。
何枚か目ぼしいブツの中からこの一枚を。カヴァの淵が割れていたり、盤自体も所々ひっかき傷がありましたが、カヴァはノリと爪楊枝で充分修復できる状態でコーティングはキレイ、盤の傷も目視ですが何とかなりそう、それで英世が三枚と白ラベルにしては格安だった。
その時は気が付かなかったが、帰宅して取り出すと、黴臭さがぷう~んと。なるほど。一週間ほどそのまま放置してバランス・ウォッシャーでクリーニングを。
チリノイズは殆ど気にならないレベルに収まっていて、一ヶ所プチッとでますが、もう文句レスですね。
音質はやや高域よりで、クリーンです。
狙い目の一つでもあるクイルのasはどうなんだろう?
正統派のロウのg、B・テイラーの小粋なpの中で、敢えてエキセントリックなプレイで味付けしている。3曲だけに絞っているのは意図的であることの証だろう。ただ、聴き手としては全曲参加して、クイルの正攻法の魅力を聴かせて欲しかった。
そうしていたら、勝手な思い込みかもしれないが、この作品はもっと注目されたでしょう。
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