あらゆる店の電池の棚が空になったことがあった。それから間もなく半年になる。
手で直接動かさない小型の用具も玩具も、電池がなければ動かない。
高齢者や幼児を見守り、災害時の安否を確認するシステムは、これからだんだん優れた機能をそなえてくるものと思うが、確実に働かすためには電源がしっかりしていなければならない。
電源は、壊れなければよいだけではなく、常に電気を供給できるようになっていなければ、しっかりしているとは言えない。
おばあちゃんや幼稚園児に、毎日忘れずに充電しなさいと言っても、それは無理。電池の入らないものはできないか。
体のどこかについてさえいれば、熱電変換素子とコンデンサを組み合わせた温度差電源で発信できる装置が考えられている。
⇒ http://www.nec.co.jp/ml/?t=engsl_sale_2&p=e316t91200000989252
見ていてもらえるのはありがたいが、体の一部が何だかロボットになったような気がしないだろうか。