・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

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なんでもありが当たり前とみられる それが奇妙でない世の中

2015年01月16日 | つぶやきの壺焼

何か気に入らない、やるせなさの集まりが、他には手立てもなく、公道をそろって歩く、それがデモ行進だと思っていました。
仮に、だれかに操られたデモであっても、操る人にはそこまでしか力がなかったのです。

ところが、それぞれの国で最高の権力を握っているはずの人が、揃って行進をするという椿事が起きました。

力のない人が集まって、集まれば力が出るところを、力を持った人に見せつける示威行動であったものが、力の存在の逆転現象を見ることになったのですから、これは椿事でしょう。
示威行動が逆転したとき、それはどう言えばよいのでしょう。
隠威行動でしょうか、威力を秘めた行動なのでしょうか、いや、どこか違うように思います。

ハイブランドのスーツのポケットに見せた洒落が、フランスへの敬意と友好のしるしと称賛されているとも伝えられています。

デモで対抗される側にはせいぜいビルを壊すぐらいの力しかない、それを抑え込もうと、力を持った人がまた集まって、百万人を超える人をまた集める、パワー・バランスという言葉が、どこか空虚に響き、バランスの逆でバランス維持を期待しているような、おかしなことをしているのではないか、このデモは安心の材料にはなりそうもありません。
洒落っ気だけでは、ショーにしかならない、しょうもないことのように思うのですが、いかがでしょうか。

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