XXゴッコは、子供がものごとを覚えるのに最適の遊びです。
この最適とは、「覚える方法」としてで、ゴッコで覚える何でもかでもが、成長のために最適という意味ではありません。
ゴッコが有効なのは、何かを覚えるまでのことで、覚えてからゴッコを続けていれば、害や毒のほうが勝ってきます。
子供のころのゴッコの味わいが忘れられなくなって、大人になってもゴッコに夢中になる人がいます。
一人ひとりの趣味ならまあまあですみますが、集団で真面目な顔をして行われると、それがあたかも主義のようになり、害や毒が気付かないうちに蔓延します。
経営ゴッコでは、大きな会社も潰れるでしょう。
政治ゴッコなら、国の存在すらあやしくなります。
K関版の脚本でN町でゴッコゴッコのロングラン、喜ばれそうだとマスメディアも報道ゴッコ、それが国民投票ゴッコにまでなって、どうにもならない結果を招くことになっては、もうお祈りゴッコではすみません。