梯子(はしご)は、渡したり、架けたりする、はずされたりする。
ここと、あそことを、繋げるもの。
橋や階段と違うところは、簡易的に利用することで、頻繁には必要のない移動手段として用いられ、必要に応じて使いまわされる。
使われたらしまうものである。うまく使わなければ邪魔になるものでもある。
だから頼り切って甘えていると、いつのまにか梯子をはずされたりする。
これを、いつまでもあるとおもうな、親と金と梯子、という。
ほったらかしにしておくと、いざというときに使えなくなるものでもある。
天国への階段を架けたければ、大事に扱わなければいけないと思う次第である。