リジリエント(不死身)型と呼ばれる組織の形態があるそうです。
一貫した戦略を持ち、しかも変化に迅速に対応できる組織のことをそう呼ぶようです。
あるものをころころ変えずに、あるものをころころ変えられる集まりを組み立てられれば、不死身に近づけるということです。
問題は、そのあるものを尋ね、見つけ、引きつれ、認め、共に楽しむことができるかどうかというところにありそうです。
一人の人間は、不死身にはなれませんが、組織形態は一定程度不死身性を持つことができるといえます。
不死身とは死なないことです。
とすれば、死ななくてはいけないような分限を超えた「あこがれ」に肩入れをしないということが、ヒントになるような気もします。
水がある形に動くのは、動く理由があります。
その理由がなくなったとき、水はすぐさまもとの姿を取り戻します。
需要に沿って生きていく。
ははは。僕は不死身だ。
小さいころあこがれた、そんな華麗で逞しいヒーローも、実はずいぶんと地味な人だったのではないかと、思うようになっている今日この頃です。