南無煩悩大菩薩

今日是好日也

あこがれの点検。

2010-02-26 | 有屋無屋の遍路。

リジリエント(不死身)型と呼ばれる組織の形態があるそうです。

一貫した戦略を持ち、しかも変化に迅速に対応できる組織のことをそう呼ぶようです。


あるものをころころ変えずに、あるものをころころ変えられる集まりを組み立てられれば、不死身に近づけるということです。

問題は、そのあるものを尋ね、見つけ、引きつれ、認め、共に楽しむことができるかどうかというところにありそうです。


一人の人間は、不死身にはなれませんが、組織形態は一定程度不死身性を持つことができるといえます。

不死身とは死なないことです。
とすれば、死ななくてはいけないような分限を超えた「あこがれ」に肩入れをしないということが、ヒントになるような気もします。


水がある形に動くのは、動く理由があります。
その理由がなくなったとき、水はすぐさまもとの姿を取り戻します。


需要に沿って生きていく。



ははは。僕は不死身だ。
小さいころあこがれた、そんな華麗で逞しいヒーローも、実はずいぶんと地味な人だったのではないかと、思うようになっている今日この頃です。


コメント
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