道標は方向を示す為にあります。
向こうから来たのであれば、あっちに向かうだろうし、あっちから来たのであれば向こうへ行こうとします。
問題は、ここで立ち止まって迷ってしまった時です。
迷っているときに闇雲に方向を決めるのはよくない選択です。
体力と時間の浪費がここに生じます。
山岳冬山登山などにおいて気の迷いは、死に直結するものです。
じっくりすわりこんで思いを巡らせてみよう。
食料はどうですか。天候はどうですか。上りますか下りますか。
人の思考や行動においての道標は、その仮定を自らにおっ立てるしかないようです。
よくここで間違いは起きる。
しなければいけないやりかたよりも、やってきたやりかたを優先したり、よい仮定を立てるよりも、自分に都合のいい仮定に流されたりするのです。
さて、どっちにいこう風が吹く。