ベルギー・フリー旅行 その2
2014-5-7
われわれのベルギー旅行はまる3日だけです。日本で見たベルギーの天気予報は全部雨ということで、覚悟してきましたが、今日は時々雨ということで、比較的ましなようです。その後、わかりましたが、ベルギーでは晴れ、曇り、雨がミックスでめまぐるしく変化することを称して雨というらしい。のんべんべったりの長雨というのはまれらしい。こういうダイナミックな雲の変化のほうが、面白い写真が撮れるに違いないといい方に解釈して、初日はブリュッセルから東にIC(inter city鉄道)1時間、ブルージュに向かいました。運河が多く、水辺の風景が撮れるかなと期待したのです。ICはいわゆる普通の列車で、特急とかそういう特別料金はかかりません。ブリュッセルと名がつく駅がいくつもあって(この情報は意外に重要なのでまた後で書きます)、それをゆっくりつないでから、郊外にでると、もう止まる駅は2,3しかなくブルージュにつきます。観光オンリーという街で、観光客が大勢訪ねてきます。われわれは早起きして、8時30分にはブルージュにつき、早朝の公園を散歩できました。いい日取りのいい時間に訪れることができるのはフリー旅行のいいところです。 昼近くなると観光の団体さんが大勢おとずれます。団体さんといっても、日本人はすくなく、中学生の勉強旅行とか、ベルギーの人とか、日本の京都を小さくしたみたいなものでしょう。ブルージュは駅から歩いてすぐに観光地に入ることができます。
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
ホテル最寄駅、ブリュッセル・ロジエール周辺
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
ICでブリュッセルから西に向かいます。ブリュッセルを出るとすぐにこのような牧草地帯と、森の風景になり、ドイツとよく似ています。こんなに土地があって、人口密度の高い国に分類されると言うことは、日本がいかに人の住めない山が多いかということです。
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
通り過ぎる街々はみなきれいな家々が並んでいて、家内が何で日本はこうきれいな風景にならないのかと嘆いています。
まず地図です。フリー旅行では地図が分からなければ何もできません。まず、3つの地図を載せておきます。
ブリュッセル、ブルージュ、ゲントの位置関係と鉄道路線です。
ここでいうオランダ語とはフラームス語 のことです。ベルギーで使われているオランダ語はフラームス語(フラマン語、フランデレン語、フランドル語)と従来称されるが多かったが、これはオランダ語とは別個の言語ではなくオランダ語の一方言と見なされ、現在ではオランダ語という呼称にほぼ統一されている。黄色い小さな区画はドイツに隣接したドイツ語圏。
ブルージュの地図
「北のヴェネツィア」「屋根のない美術館」「水の都」とかいろいろなチャッチフレーズがついた、世界遺産「ブルージュ歴史地区」です。
今日はブルージュ歴史地区のお話し。それも陸地を歩いてのお話し。その後に運河の遊覧船からの風景と続きます。
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
ブルージュ駅をおりると直ぐに愛の湖の森に入ります。早朝の森はなかなか気持ちがいい。
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
オリンパス OM-D E-M5 + coBORG 200mm (実質400mm)
やたら大きな声で鳴く鳥がいたので撮影。どうやら鳥をみると撮影する癖が付いてきたようです。といってこの鳥の名前はわかりません。ネットで調べたところでは、ヨーロッパでは人気No1のヨーロッパコマドリらしい。
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
オリンパス OM-D E-M5 + coBORG 200mm (実質400mm)
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
公園のチューリップはもうほとんど散ってしまっていましたが、遠目にはわからんだろうと撮影。
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
森を抜けると運河に沿ってペギン会修道院があります。このあたりにはペギン会修道院というのがあちこちにあるようです。ここには実際に修道女が住んで生活していて、生活の匂いがさりげなく漂っているところがいい。
35mm富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE235mm
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
修道院の入口にかかる橋のたもとにはたくさんの白鳥やカモが住んでいます。
オリンパス OM-D E-M5 + coBORG 200mm (実質400mm)
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
修道院の建物が広い中庭を取り囲んでいます。
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
ブルージュ歴史地区は全体が世界遺産であり、かつ鐘楼やペギン修道院は別の世界遺産の一部である二重の世界遺産です。ですからベルギーの小学生や中学生のグループがたくさん見学に来ています。
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
ペギン会修道院を抜けて、歴史市区の中央へ入ります。
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
街中にも運河が縦横に走っています。
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
ソニーα7R + コシナ・ツアイス・ディスタゴン 18mm
ベルギーはレースで有名でレース屋さんがいっぱいあります。窓にレースのディスプレイが見えます
ソニーα7R + コシナ・ツアイス・ディスタゴン 18mm
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
運河を通るボートに向けてもレースのディスプレイがあります。
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
レースのお店、二階で人形おばさんがレースを織っています。
ソニーα7R + コシナ・ツアイス・ディスタゴン 18mm
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
街の中央にマルクト広場があります。
ネットから解説を拾ってみました。<世界遺産「ブルージュ歴史地区」の中心・マルクト広場では、ハンザ商人の富の象徴であった破風をもつ切妻屋根のギルドハウスや、世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」にも登録されている高さ約83mの鐘楼が偉容を誇ります。また、マルクト広場の南西にあるベギン会修道院は、世界遺産「フランドル地方のベギン会修道院」の1つ。世界遺産の中にさらに2つの世界遺産を抱える古都ブルージュの町並みは、訪れる人を魅了し続けます。>
<街の起源が9世紀に遡るブルージュは、運河を通じて北海とつながり、13世紀から14世紀にかけてハンザ同盟の中核都市として、毛織物の交易で隆盛を極めます。しかし15世紀後半、北海から流入する土砂で運河が埋まり、船の航行ができなくなると、港の機能を失ったブルージュは衰退。> 繁栄の後に衰退すると、かえって、そのまま残って後で世界遺産や人気の観光地になるようです。
やっと、マルクト広場に到着したので、続きはまた明日。
2014-5-7
われわれのベルギー旅行はまる3日だけです。日本で見たベルギーの天気予報は全部雨ということで、覚悟してきましたが、今日は時々雨ということで、比較的ましなようです。その後、わかりましたが、ベルギーでは晴れ、曇り、雨がミックスでめまぐるしく変化することを称して雨というらしい。のんべんべったりの長雨というのはまれらしい。こういうダイナミックな雲の変化のほうが、面白い写真が撮れるに違いないといい方に解釈して、初日はブリュッセルから東にIC(inter city鉄道)1時間、ブルージュに向かいました。運河が多く、水辺の風景が撮れるかなと期待したのです。ICはいわゆる普通の列車で、特急とかそういう特別料金はかかりません。ブリュッセルと名がつく駅がいくつもあって(この情報は意外に重要なのでまた後で書きます)、それをゆっくりつないでから、郊外にでると、もう止まる駅は2,3しかなくブルージュにつきます。観光オンリーという街で、観光客が大勢訪ねてきます。われわれは早起きして、8時30分にはブルージュにつき、早朝の公園を散歩できました。いい日取りのいい時間に訪れることができるのはフリー旅行のいいところです。 昼近くなると観光の団体さんが大勢おとずれます。団体さんといっても、日本人はすくなく、中学生の勉強旅行とか、ベルギーの人とか、日本の京都を小さくしたみたいなものでしょう。ブルージュは駅から歩いてすぐに観光地に入ることができます。
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
ホテル最寄駅、ブリュッセル・ロジエール周辺
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
ICでブリュッセルから西に向かいます。ブリュッセルを出るとすぐにこのような牧草地帯と、森の風景になり、ドイツとよく似ています。こんなに土地があって、人口密度の高い国に分類されると言うことは、日本がいかに人の住めない山が多いかということです。
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
通り過ぎる街々はみなきれいな家々が並んでいて、家内が何で日本はこうきれいな風景にならないのかと嘆いています。
まず地図です。フリー旅行では地図が分からなければ何もできません。まず、3つの地図を載せておきます。
ブリュッセル、ブルージュ、ゲントの位置関係と鉄道路線です。
ここでいうオランダ語とはフラームス語 のことです。ベルギーで使われているオランダ語はフラームス語(フラマン語、フランデレン語、フランドル語)と従来称されるが多かったが、これはオランダ語とは別個の言語ではなくオランダ語の一方言と見なされ、現在ではオランダ語という呼称にほぼ統一されている。黄色い小さな区画はドイツに隣接したドイツ語圏。
ブルージュの地図
「北のヴェネツィア」「屋根のない美術館」「水の都」とかいろいろなチャッチフレーズがついた、世界遺産「ブルージュ歴史地区」です。
今日はブルージュ歴史地区のお話し。それも陸地を歩いてのお話し。その後に運河の遊覧船からの風景と続きます。
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
ブルージュ駅をおりると直ぐに愛の湖の森に入ります。早朝の森はなかなか気持ちがいい。
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
オリンパス OM-D E-M5 + coBORG 200mm (実質400mm)
やたら大きな声で鳴く鳥がいたので撮影。どうやら鳥をみると撮影する癖が付いてきたようです。といってこの鳥の名前はわかりません。ネットで調べたところでは、ヨーロッパでは人気No1のヨーロッパコマドリらしい。
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
オリンパス OM-D E-M5 + coBORG 200mm (実質400mm)
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
公園のチューリップはもうほとんど散ってしまっていましたが、遠目にはわからんだろうと撮影。
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
森を抜けると運河に沿ってペギン会修道院があります。このあたりにはペギン会修道院というのがあちこちにあるようです。ここには実際に修道女が住んで生活していて、生活の匂いがさりげなく漂っているところがいい。
35mm富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE235mm
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
修道院の入口にかかる橋のたもとにはたくさんの白鳥やカモが住んでいます。
オリンパス OM-D E-M5 + coBORG 200mm (実質400mm)
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
修道院の建物が広い中庭を取り囲んでいます。
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
ブルージュ歴史地区は全体が世界遺産であり、かつ鐘楼やペギン修道院は別の世界遺産の一部である二重の世界遺産です。ですからベルギーの小学生や中学生のグループがたくさん見学に来ています。
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
富士フィルムX-T1+ツアイス touit 32mm (実質48mm)
ペギン会修道院を抜けて、歴史市区の中央へ入ります。
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
街中にも運河が縦横に走っています。
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
ソニーα7R + コシナ・ツアイス・ディスタゴン 18mm
ベルギーはレースで有名でレース屋さんがいっぱいあります。窓にレースのディスプレイが見えます
ソニーα7R + コシナ・ツアイス・ディスタゴン 18mm
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
運河を通るボートに向けてもレースのディスプレイがあります。
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
レースのお店、二階で人形おばさんがレースを織っています。
ソニーα7R + コシナ・ツアイス・ディスタゴン 18mm
ソニーα7R + ソニー・ツアイス・ゾナー FE 35mm
街の中央にマルクト広場があります。
ネットから解説を拾ってみました。<世界遺産「ブルージュ歴史地区」の中心・マルクト広場では、ハンザ商人の富の象徴であった破風をもつ切妻屋根のギルドハウスや、世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」にも登録されている高さ約83mの鐘楼が偉容を誇ります。また、マルクト広場の南西にあるベギン会修道院は、世界遺産「フランドル地方のベギン会修道院」の1つ。世界遺産の中にさらに2つの世界遺産を抱える古都ブルージュの町並みは、訪れる人を魅了し続けます。>
<街の起源が9世紀に遡るブルージュは、運河を通じて北海とつながり、13世紀から14世紀にかけてハンザ同盟の中核都市として、毛織物の交易で隆盛を極めます。しかし15世紀後半、北海から流入する土砂で運河が埋まり、船の航行ができなくなると、港の機能を失ったブルージュは衰退。> 繁栄の後に衰退すると、かえって、そのまま残って後で世界遺産や人気の観光地になるようです。
やっと、マルクト広場に到着したので、続きはまた明日。