小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

2014の紅葉を撮る  長瀞編 その1

2014-11-19 20:34:08 | 日記
2014の紅葉を撮る  長瀞編 その1

2014-11-15 (土曜日)
今日の行程は渓谷の散歩道という2000年の古い本に従って歩きます。古い本だととんでもなく状況が違っていて、唖然とすることが何度もありましたが、今回もまた同じことを繰り返しています。長瀞は地図でみると不思議な感じがします。東京からJRですと熊谷、東武東上線だと寄居で秩父鉄道に乗り換えるのですが、秩父鉄道を北から南下する形となっているのに、荒川は南から北にむかって流れています。東日本では普通、川は西から東へ流れるという感覚があるのに、北に流れるので不思議な感覚になるのです。実際はこの後東に進路をかえて、荒川として東京湾に流れ込むのですからなにも不思議はないのですが。
野上駅はにぎやかな長瀞駅と全く違ってなにもありません。みなさん畑を耕耘機で耕して、柿が軒下に並べて干してあるというのどかな農村地帯です。このあたりに秋の七草をそれぞれに売りにしているお寺が点在しているようです。今回はオミナエシの寺,真性寺(シンショウジ)に寄ってみました。無論、秋の七草はみな終了のはずですが、どんなところかという興味と本に寄れとかいてあるので寄ったということです。普通の住宅風作りの建物の内部がお寺になっているというなんとも面白いお寺さんで、道々随所に感じる<埼玉>というイメージを作り上げる、一つの印象になっています。




Sony alpha6000 + MORYTEC coBORG220mm


Sony alpha6000 + MORYTEC coBORG220mm


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited

真性寺には一本だけオミナエシが残っており、冬桜が満開というのどかな風景です。


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited

高砂橋への荒川沿いは自然があふれる森が続いているのですが、河原には出られません。驚いたことに、高砂橋を渡って対岸に出ても河原に沿う道がありません。遊歩道路をどうして作らないのかと怒ったのですが、あとでやっとその理由を思いつきました。長瀞はライン下りの為にあるのです。遊歩道路を作って景観をくずしたり、ライン下りの御客を減らしたりすることはご法度なのです。
  何で、長瀞で紅葉散歩を選んだかというと、電車で上野や池袋から2時間弱で到着して、駅からすぐ歩き出せる点、川に線路が沿っていると、適当なタイミングですぐ駅に出て帰れる点、道が平坦である点が、家内連れにはいいと思ったのです。家内連れだと、色々考えねばならないのです。旅費もフリー切符を買うと、1440円で往復できます。場所的にはいいとこころですよ。後は<埼玉>のおもてなしにかかっています。


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited

高砂橋からの景観は見事です。


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited


Sony alpha6000 + MORYTEC coBORG220mm


Sony alpha6000 + MORYTEC coBORG220mm


Sony alpha7R + Pentax FA31mm limited

続きはまた明日
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