小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その260 虫のハイスピード撮影はどうすればいいの? ~ハイスピード撮影はストーリーを生む~

2023-06-20 17:43:11 | 写真日記
自然教育園日記 その260 虫のハイスピード撮影はどうすればいいの?
~ハイスピード撮影はストーリーを生む~

2023-6-16
Fujifilm X-h2S + Fujifilm XF 80mm macro

Fujifilm XF 80mm macroを手に入れてから、少しまともなマクロ絵が撮れるようになりました。ここに高速撮影(プレ撮影、30コマ/秒連写)を加えると、ストーリーが生まれるようになります。


テントウムシは飛ぶのですが、そう簡単に飛ぶ姿にお目にかかれません。このテントウムシはなぜか次々に飛び回ってくれました。






外側の硬い羽はパカット開きっぱなし、内側の柔らかい羽が前後に羽ばたいて飛びます。









次は<タカトウダイの森>の住人の話です。



カミキリムシはとても種類が多くて、名前を特定することは大変です。名前はさておいて、このカミキリムシとアリのせめぎ合いのお話です。



まずカミキリムシを小さなアリが脅かします。



カミキリムシは退散します。





しばらくして、このカミキリムシはなぜ大きな俺が退散しなければならないのかと思い直して、元の場所にリベンジします。



このリベンジは成功してアリを追い出したのです。この元の花がやっぱり他のところより美味しかったのでしょう。



こちらのケースはこの虫はアリにどけと言われて退散します。



一時退散したこの虫は、やっぱり元の場所にリベンジします。





しかし、またアリに攻撃されて、逃げ出すことになります。





このように、<タカトウダイの森>では色んな住人が絶え間なく行ったり来たり、バトルがあったり、なかったり。



やっと花と蝶の作る世界が満ち溢れる時期になりました。






ナワシロイチゴ
武蔵野植物園前の道ではナワシロイチゴの花が虫たちの人気を集めています。

これなんか、ちょっと今後の方向を示している気がするのです。彼らの世界は、人間の世界に比べると全く多様性に満ちあふれています。ここに小さくなった人間が居合わせたらどう思うのか。そんなアリス・イン・ワンダーランドの世界をマクロレンズと高速撮影で発見してゆきましょう。



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