小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

風景写真へのミラーレスでの挑戦 その4

2013-01-05 19:30:53 | 日記
風景写真へのミラーレスでの挑戦 その4

1月4日
今日は、ツアイスを離れて、ペンタックス、オンリーで富士フィルムX-E1とリコーGXR+マウントA12を比較してみました。前者がペンタックスDFA100mm macro後者がペンタックスFA77mm limitedです。 場所は、いつもの新宿御苑。 水仙がパラパラと咲くだけ、冷たい強い風の中で、花の揺れが止まることもなく、悲しい撮影でした。 ただ、人は少なく、三脚を立ててゆっくり撮影出来たことは有りがたい。


富士フィルムX-E1+ペンタックスDFA 100mm macro

出足は悪くない。しかし。


富士フィルムX-E1+ペンタックスDFA 100mm macro

富士フィルムX-E1はなにか、ボケにおけるレンズの欠点(絞り羽の形)がもろに出てくる感じがします。


富士フィルムX-E1+ペンタックスDFA 100mm macro

富士フィルムX-E1は日陰に入ると、突然、青がドミナントになり、色調のバランスが崩れます。この写真は色を補正しています。


富士フィルムX-E1+ペンタックスDFA 100mm macro

日が当たればまともな色になる。


リコーGXR+マウントA12 + ペンタックスFA77mm limited

絵としては魅力ないけれどリコーは日陰でも一応の色調バランスを保っており、補正していません。


富士フィルムX-E1+ペンタックスDFA 100mm macro トリミング

これも、日陰で、色バランスが崩れて、ずいぶんと色補正しています。


リコーGXR+マウントA12 + ペンタックスFA77mm limited トリミング

そうとうトリミングしていますが、まだ解像を保っています。 リコーの方が色バランスが崩れません。


リコーGXR+マウントA12 + ペンタックスFA77mm limited トリミング


富士フィルムX-E1+ペンタックスDFA 100mm macro トリミング

対象が遠くなので、相当にトリミングしています。焦点を合わせたところだけ、解像が保たれていますが、富士フィルムX-E1のボケはただポヨポヨ感で、美しくありません。


富士フィルムX-E1+ペンタックスDFA 100mm macro トリミング


富士フィルムX-E1+ペンタックスDFA 100mm macro トリミング

かなり、ローキーにして、全体の解像感を残しました。


リコーGXR+マウントA12 + ペンタックスFA77mm limited トリミング

こちらの方がトリミング倍率が高いのですが、焦点を合わせたところは、まだ解像が保たれています。 リコーの方が補正なしで、ボケが自然の気がします。


富士フィルムX-E1+ペンタックスDFA 100mm macro


リコーGXR+マウントA12 + ペンタックスFA77mm limited 

リコーGXR+マウントA12のストイックな色使いがいいか、富士フィルムX-E1のポヨポヨ感がいいか、この2枚は互いの違いをはっきり表しています。


富士フィルムX-E1+ペンタックスSMC 28mm

富士フィルムX-E1はペンタックスSMC 28mmと相性がいいようです。 


富士フィルムX-E1+ペンタックスDFA 100mm macro

スローシャッターで水面を少しぼかしました。


富士フィルムX-E1+ペンタックスDFA 100mm macro


富士フィルムX-E1+ペンタックスDFA 100mm macro


富士フィルムX-E1+ペンタックスDFA 100mm macro  トリミング


富士フィルムX-E1+ペンタックスDFA 100mm macro

これは富士フィルムX-E1の欠点がよくでています。日陰で青にシフトする。ボケが魅力的でない。おそらく、ボケリングの周辺の青が不自然な為に美しくないのでしょう。


富士フィルムX-E1+ペンタックスDFA 100mm macro

十月桜がまだ咲いていました。これも日陰で相当、色補正しています。

この日の撮影を終えて、写真を編集しているときに、もう富士フィルムXE-1を売ってしまおうかと思いました。 ソニー・バリオ・ゾナー16-80mmも付けられるカメラがありませんから、これも売却です。富士フィルムXE-1は明るければ赤に飛び、暗ければ青に飛ぶのでは前もって色補正のしようがない。そもそも撮影時の色補正の仕方が書いてない。ボケが不自然である。ズームとの相性が全く悪い。 単焦点ならいいかと思ったが、ペンタックスDFA 100mm macroとの相性もいいところがない。 ペンタックスSMC28mmとは相性がいいようだが、 ようするに、いい時もあるが、条件が変わると絵が突然に崩れる。
やってられない。 もう富士フィルムXE-1に付けられそうなレンズはペンタックスSMC 28mmとFA limited系だけになってしまった。完全に追い詰められました。 富士フィルムXE-1の生き残りは、あと一回、ペンタックスSMC系とペンタックスFA limited系を総出で試写するだけとなりました。ニコン・レンズを試すことも残っていますが、アダプターを買うだけの意味があるか??

年初にして、ミラーレスによる風景写真への挑戦が暗礁に乗り上げました。どの会社も、ミラーレスはビギナー用がセカンドカメラとして扱っているのだ。 かろうじてリコーGXR+マウントA12が善戦している。富士フィルムXE-1の作成者およびファンの方、おおいに気に障ること書いてすみません。期待が大きかっただけに、現状では途方に暮れているのです。 本当のところはまだ解りません。当方の使い方が間違っているかもしれません。もう一度、試写します。それから富士フィルムのサービスセンターを訪ねてみましょう。この話は全て、富士フィルムXE-1に他社レンズを付けた場合の話で、自社レンズを付けた場合の話は当方には解りません。すみません。



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