自然教育園日記 その259 虫のハイスピード撮影はどうすればいいの? ~LEDランプ+手製ディフューザー~
梅雨入りしました。しばらくは虫の高速撮影は出来ないでしょう。本日が虫高速撮影のラストチャンスです。
2023-6-7
今日は入手した中古Fujifilm XF80mm macro F2.8の試写と手製ディフューザーをつけたLED懐中電灯の効果を試します。
機材はFujifilm X-H2S + XF80mm macro F2.8
プレ撮影、30コマ/秒で撮影、F2.8, シャッター速度1/1000秒
この3コマで飛び上がっています。このアブが飛ぶのがどれだけ早いか。30コマ/秒でも連続した動きが追えていません。 この飛び出しの速さはカワセミの比ではありません。追尾出来ていないことももちろん問題です。
Fujifilm X-H2Sのファームウエアを最新バージョンにして、昆虫の目も認識するはずなのですが上手くゆきません。現在、原因を探しています。
ヤマトシジミ
手製ディフューザーを付けたLED懐中電灯を使っています。
ムラサキシキブの花
交尾中のベニシジミ
みんなよってたかって撮影しています。お二人には迷惑極まりないことでしょう。
左下のクモに注目。おそらくですが、この蟻がクモの子をねらって、クモの子が逃げ出したと思われます。
このあたりから久しぶりに<タカトウダイの森>の再開になりました。
タカトウダイの花は美味しいらしく、花が咲くと色々な虫が訪れるので昨年は<タカトウダイの森>と題名を付けて訪問する虫の写真を集めていました。
なにげなく載せているようにお思いでしょうが、この蟻をみてください。ハエの羽や足を触角でさわっているのです。こいつ生きてるのか死んでるのかとさぐっているのかもしれません。
今日はカミキリムシの仲間が主役、いろいろな表情を撮ってみました。
カミキリムシもタカトウダイの花が好きなようです。
もう一度ベニシジミのところへ行ってみたら、2匹はバラバラになっていました。観客にいや気がさしたのかもしれません。
ガクアジサイとハナアブ
ディフューザー+LED懐中電灯が効果的を発揮しているとおもうのですが。
帰り際の暗がりにテントウムシを見つけました。これだけ立体だとピントが難しい。しっかり三脚据えて、絞り込んで撮らないと無理なようです。
さて、この新しい機材の出来はどんなものでしょうか?
Fujifilm XF80mm macro F2.8は値段が高い、ボケが汚いなどクソミソの評価が散見されます。当方はこれらのコメントは、マクロレンズが汎用レンズでポートレートや普段使いもできると誤解している連中のコメントと受け取って、これらコメントを無視して購入しました。
マクロ撮影に特化して追いかければ普段使いにデメリットが生じるのは当たり前。例えばマクロは精密描写が命、細密描写を追いかければ、ポートレートの女性の肌は粗が目立って写真にならなくなります。そりゃマクロもポートレートもそこそこにこなすレンズもあります。エッジの効いた製品を、本物を知らないそこそこの感覚で、無いものねだりの我がまま感覚に評価する最近の風潮は残念です。
さてこのレンズの本当の評価はどうか?
Fujifilm X-H2S + XF80mm macro F2.8はFujifilm GFX100S + GF120mm macroととてもよく似た絵作りと思います。十分マクロの使命を果たしています。
あたりまえですが、Fujifilm GFX100S + GF120mm macroと比較するとどうしても格落ち感があります。高速撮影にはAFが必須ですからFujifilm X-H2Sに付けるにはXF80mm macro F2.8以外の選択肢はありません。
マクロはZeissの画質を最も気に入っていますが、AFとなるとZeiss touit 50mm maro(Xマウント)にエクテンション・チューブとかクローズアップレンズを付けてもっとクローズアップしないと迫力が出ない。
Zeissの画質でもっとクローズアップできるかな、むりかな??
まだまだ、虫のハイスピード撮影とはいえない状態です。それより、何より肝心なのは自分が何を撮りたいか?何を撮ったら自分が楽しいと思うのか? を見つけないことにはどうしようもない。
ちなみにこれがLED懐中電灯(Wuben A20)+手製のディフューザー(クリアファイルを切ったもの)。どうもこれで当面は十分そうです。
梅雨入りしました。しばらくは虫の高速撮影は出来ないでしょう。本日が虫高速撮影のラストチャンスです。
2023-6-7
今日は入手した中古Fujifilm XF80mm macro F2.8の試写と手製ディフューザーをつけたLED懐中電灯の効果を試します。
機材はFujifilm X-H2S + XF80mm macro F2.8
プレ撮影、30コマ/秒で撮影、F2.8, シャッター速度1/1000秒
この3コマで飛び上がっています。このアブが飛ぶのがどれだけ早いか。30コマ/秒でも連続した動きが追えていません。 この飛び出しの速さはカワセミの比ではありません。追尾出来ていないことももちろん問題です。
Fujifilm X-H2Sのファームウエアを最新バージョンにして、昆虫の目も認識するはずなのですが上手くゆきません。現在、原因を探しています。
ヤマトシジミ
手製ディフューザーを付けたLED懐中電灯を使っています。
ムラサキシキブの花
交尾中のベニシジミ
みんなよってたかって撮影しています。お二人には迷惑極まりないことでしょう。
左下のクモに注目。おそらくですが、この蟻がクモの子をねらって、クモの子が逃げ出したと思われます。
このあたりから久しぶりに<タカトウダイの森>の再開になりました。
タカトウダイの花は美味しいらしく、花が咲くと色々な虫が訪れるので昨年は<タカトウダイの森>と題名を付けて訪問する虫の写真を集めていました。
なにげなく載せているようにお思いでしょうが、この蟻をみてください。ハエの羽や足を触角でさわっているのです。こいつ生きてるのか死んでるのかとさぐっているのかもしれません。
今日はカミキリムシの仲間が主役、いろいろな表情を撮ってみました。
カミキリムシもタカトウダイの花が好きなようです。
もう一度ベニシジミのところへ行ってみたら、2匹はバラバラになっていました。観客にいや気がさしたのかもしれません。
ガクアジサイとハナアブ
ディフューザー+LED懐中電灯が効果的を発揮しているとおもうのですが。
帰り際の暗がりにテントウムシを見つけました。これだけ立体だとピントが難しい。しっかり三脚据えて、絞り込んで撮らないと無理なようです。
さて、この新しい機材の出来はどんなものでしょうか?
Fujifilm XF80mm macro F2.8は値段が高い、ボケが汚いなどクソミソの評価が散見されます。当方はこれらのコメントは、マクロレンズが汎用レンズでポートレートや普段使いもできると誤解している連中のコメントと受け取って、これらコメントを無視して購入しました。
マクロ撮影に特化して追いかければ普段使いにデメリットが生じるのは当たり前。例えばマクロは精密描写が命、細密描写を追いかければ、ポートレートの女性の肌は粗が目立って写真にならなくなります。そりゃマクロもポートレートもそこそこにこなすレンズもあります。エッジの効いた製品を、本物を知らないそこそこの感覚で、無いものねだりの我がまま感覚に評価する最近の風潮は残念です。
さてこのレンズの本当の評価はどうか?
Fujifilm X-H2S + XF80mm macro F2.8はFujifilm GFX100S + GF120mm macroととてもよく似た絵作りと思います。十分マクロの使命を果たしています。
あたりまえですが、Fujifilm GFX100S + GF120mm macroと比較するとどうしても格落ち感があります。高速撮影にはAFが必須ですからFujifilm X-H2Sに付けるにはXF80mm macro F2.8以外の選択肢はありません。
マクロはZeissの画質を最も気に入っていますが、AFとなるとZeiss touit 50mm maro(Xマウント)にエクテンション・チューブとかクローズアップレンズを付けてもっとクローズアップしないと迫力が出ない。
Zeissの画質でもっとクローズアップできるかな、むりかな??
まだまだ、虫のハイスピード撮影とはいえない状態です。それより、何より肝心なのは自分が何を撮りたいか?何を撮ったら自分が楽しいと思うのか? を見つけないことにはどうしようもない。
ちなみにこれがLED懐中電灯(Wuben A20)+手製のディフューザー(クリアファイルを切ったもの)。どうもこれで当面は十分そうです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます