最後の鳥撮り その8 富士フィルムX T-10は使えるか?
2016-2-2 ~2/7
居座っていたツグミの大群が、自然教育園の食べ物を食いつくしたせいか、忽然と消えてしまった(すみません、今日見たらまだいくらか残っていました2/7)。静かになった教育園にはそれぞれの数は少ないが、色々な種類の鳥が出没している。
まず、ダントツの人気はカワセミで、オス一匹にメス二匹が出没する。オスはここのところ毎日ヒョウタン池からその奥のヒメガマ地帯に現れて、多くのカメラマンを相手に独演会を開いている。この日(2-3)はさらにメス一匹が参加して、オスは涙ぐましい求愛行動を演じた。魚を取ってはメスに献上するのである。(次の日からオス一匹の独演となったのは何を意味するのか?) ほぼ朝から夕方まで、止まったり、飛んだり、魚をとったり、とれなかったり、池をグルグル飛び回ったり、ホバリングも何度も演じて見せた。当方はここ3日間の午後はこのカワセミと付き合っているのだが、一向にいい飛び鳥が撮れない。Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mmではカワセミの飛び鳥には全然追いつけない。富士フィルムX T-10 + Pentax DAL 55-300mmはシャッタータイムラグは多少ましで、時々カワセミ飛び鳥を捉えることができるのだが、MFでいつもピントが合わない。とうとう癇癪をおこして、Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmを衝動買いした。両方中古で15万円弱の大出費。もう飛び鳥用の機材はこれが最後、これ以上は投資しない。
Nikon1は受光面がフルサイズの約1/3でマイクロフォーサーズよりさらに一回り小さい。その分、70-300mmレンズは実質189-810mmとなり、カメラ+レンズで992g(フル装備、実測)。60コマ/秒まで行くし、AF追尾も優れものというふれこみである。さらに<ベストモーメントキャプチャー>という動き物に対応した奥の手があるそうだ。(<ベストモーメントキャプチャー>の試写は<最後の鳥撮り その10>以降で述べます。お楽しみに。2/7)
ちなみにOlympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm(実質150-600mm)は983g、富士フィルムX T-10 + Pentax DAL 55-300mm + Pentax テレコx1.4(実質115.5-630mm)で1095g、いずれもフル装備、実測値。意地でも軽く抑え込んで、あくまでミラーレスで飛び鳥撮りをやる。そのためにはNikon1 V3 + Nikon1 70-300mmが究極の選択と信じて、これを投入した。機材に関する詳しい話は後回しにして、最近の飛び鳥撮りの絵をのせましょう。
ザッパクに言うと、今の所、全敗!! ヒヨドリ飛び鳥から先には一本も踏み出せていない。もう機材はこれでエンドだから、あとは腕でカバーしてゆくか、きっぱりやめるしかない。追い詰められて、最後の鳥撮りにぴったりの展開となってきた。
2-2 富士フィルムX T-10 + Pentax DAL 55-300mm + Pentax テレコx1.4
ISO6400で撮影して、後で修正した絵。
2-2 富士フィルムX T-10 + Pentax DAL 55-300mm + Pentax テレコx1.4
ISO 25600拡張で撮影
ISOを拡張して撮影するより、ISO6400で撮影して、後で修正した方が、ノイズが少ないことが判明。よって、感度の設定はAUTO(6400までしかできない)として、ISO拡張をやらないことにした。 拡張はAUTOで自動的にはいかず、メニューで設定し直さなければならない。AUTOにして、ファインダーをライブビューにしておくと、ほとんどの場合暗くてMFフォーカスできない。これが富士フィルムX T-10を鳥撮りに使うに致命的障壁であった。 しかし、AUTOで押し通した方がベターなら、ファインダーを<露出設定を反映しない設定>とすると、ファインダーがコンスタントに明るくなって、問題なくMF撮影出来る。 無論、あまりに暗いと後で修正不可能になるが、その時は諦める。よって、X T-10の致命的障壁は解決した。
2-2 富士フィルムX T-10 + Pentax DAL 55-300mm + Pentax テレコx1.4
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm
どうやらシャッター1/1000でも足りないようだ。もっとシャッタースピードを上げるとなると、よっぽど明るい所でないと撮れないことになる。明るいレンズは何十万から何百万円するから絶対買わないぞ。うーむどうしたらいい??
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm ジョウビタキ
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm キセキレイ
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm キセキレイ
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm メジロ
メジロさんはほっとするいやし系。誰も撮ろうとしないが、当方には一番、撮りたい鳥さんなのである。
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm メジロ
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm シジュウカラ
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm
いつもの水鏡撮影。こういう写真の方が、なんぼかホッとする。
また明日
2016-2-2 ~2/7
居座っていたツグミの大群が、自然教育園の食べ物を食いつくしたせいか、忽然と消えてしまった(すみません、今日見たらまだいくらか残っていました2/7)。静かになった教育園にはそれぞれの数は少ないが、色々な種類の鳥が出没している。
まず、ダントツの人気はカワセミで、オス一匹にメス二匹が出没する。オスはここのところ毎日ヒョウタン池からその奥のヒメガマ地帯に現れて、多くのカメラマンを相手に独演会を開いている。この日(2-3)はさらにメス一匹が参加して、オスは涙ぐましい求愛行動を演じた。魚を取ってはメスに献上するのである。(次の日からオス一匹の独演となったのは何を意味するのか?) ほぼ朝から夕方まで、止まったり、飛んだり、魚をとったり、とれなかったり、池をグルグル飛び回ったり、ホバリングも何度も演じて見せた。当方はここ3日間の午後はこのカワセミと付き合っているのだが、一向にいい飛び鳥が撮れない。Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mmではカワセミの飛び鳥には全然追いつけない。富士フィルムX T-10 + Pentax DAL 55-300mmはシャッタータイムラグは多少ましで、時々カワセミ飛び鳥を捉えることができるのだが、MFでいつもピントが合わない。とうとう癇癪をおこして、Nikon1 V3 + Nikon1 70-300mmを衝動買いした。両方中古で15万円弱の大出費。もう飛び鳥用の機材はこれが最後、これ以上は投資しない。
Nikon1は受光面がフルサイズの約1/3でマイクロフォーサーズよりさらに一回り小さい。その分、70-300mmレンズは実質189-810mmとなり、カメラ+レンズで992g(フル装備、実測)。60コマ/秒まで行くし、AF追尾も優れものというふれこみである。さらに<ベストモーメントキャプチャー>という動き物に対応した奥の手があるそうだ。(<ベストモーメントキャプチャー>の試写は<最後の鳥撮り その10>以降で述べます。お楽しみに。2/7)
ちなみにOlympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm(実質150-600mm)は983g、富士フィルムX T-10 + Pentax DAL 55-300mm + Pentax テレコx1.4(実質115.5-630mm)で1095g、いずれもフル装備、実測値。意地でも軽く抑え込んで、あくまでミラーレスで飛び鳥撮りをやる。そのためにはNikon1 V3 + Nikon1 70-300mmが究極の選択と信じて、これを投入した。機材に関する詳しい話は後回しにして、最近の飛び鳥撮りの絵をのせましょう。
ザッパクに言うと、今の所、全敗!! ヒヨドリ飛び鳥から先には一本も踏み出せていない。もう機材はこれでエンドだから、あとは腕でカバーしてゆくか、きっぱりやめるしかない。追い詰められて、最後の鳥撮りにぴったりの展開となってきた。
2-2 富士フィルムX T-10 + Pentax DAL 55-300mm + Pentax テレコx1.4
ISO6400で撮影して、後で修正した絵。
2-2 富士フィルムX T-10 + Pentax DAL 55-300mm + Pentax テレコx1.4
ISO 25600拡張で撮影
ISOを拡張して撮影するより、ISO6400で撮影して、後で修正した方が、ノイズが少ないことが判明。よって、感度の設定はAUTO(6400までしかできない)として、ISO拡張をやらないことにした。 拡張はAUTOで自動的にはいかず、メニューで設定し直さなければならない。AUTOにして、ファインダーをライブビューにしておくと、ほとんどの場合暗くてMFフォーカスできない。これが富士フィルムX T-10を鳥撮りに使うに致命的障壁であった。 しかし、AUTOで押し通した方がベターなら、ファインダーを<露出設定を反映しない設定>とすると、ファインダーがコンスタントに明るくなって、問題なくMF撮影出来る。 無論、あまりに暗いと後で修正不可能になるが、その時は諦める。よって、X T-10の致命的障壁は解決した。
2-2 富士フィルムX T-10 + Pentax DAL 55-300mm + Pentax テレコx1.4
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm
どうやらシャッター1/1000でも足りないようだ。もっとシャッタースピードを上げるとなると、よっぽど明るい所でないと撮れないことになる。明るいレンズは何十万から何百万円するから絶対買わないぞ。うーむどうしたらいい??
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm ジョウビタキ
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm キセキレイ
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm キセキレイ
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm メジロ
メジロさんはほっとするいやし系。誰も撮ろうとしないが、当方には一番、撮りたい鳥さんなのである。
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm メジロ
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm シジュウカラ
2-2 Olympus OM-D E-M1 + Olympus 75-300mm
いつもの水鏡撮影。こういう写真の方が、なんぼかホッとする。
また明日
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