小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

ポルトガル旅行  その2

2019-01-14 20:12:57 | 旅行
ポルトガル旅行  その2

ちょっと仕事を小休止、やっとこポルトガル旅行その2に入ります。
2018-12-9 ポルト観光
まずは、レロ・イ・イルマオンへ、ここは本屋さん。ハリー・ポッターの発想の元になったとして有名。世界一美しい本屋とか3番目に美しい本屋(これはイギリスの主張)とか言われています。


Fuifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8 ポルト風景


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 レロ・イ・イルマオン

朝早くから、ずらりと行列が出来ています。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 レロ・イ・イルマオン


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8 レロ・イ・イルマオン


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8 レロ・イ・イルマオン

レロ・イ・イルマオンは本屋さんですが、観光客がさっとうし、入場料をとっています。この入場券で本が買えます。観光スポットでなく、あくまで本屋であることを主張しているのです(当然、売り上げは本販売より入場料のほうが儲かっているのだが)。わずかな時間の間に本を見つけてこの券を有効活用したことで、満足げな家内。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8

つぎは、アズレージョで有名なサン・ベント駅に向かう。


Canon μ サン・ベント駅

これが、カメラのフル装備。Fujifilm X-T3/Zeiss touit 12mmでスナップ写真を撮りながら、Fujifilm GFX50S/Pentax 645 45mm で絵作りを試みる。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8サン・ベント駅

アズレージョはポルトガルの装飾タイルであるが、ポルトガルのあちこちにあるイスラム文化の影響が、うれしい。複数の文化の接点に生まれるものに当方は魅かれるのである。 本当のところ、こういう青一色のアズレージョ自体は当方の好みではないが、イスラム文化の影響が見える床のタイルパターンやカラフルな陶器パターンはうれしいのである。

当方がポルトガルのパターンに興味を持ったのは、ボストンに1年いた時のことである。バカラ、ラリック、スチューベングラスなどの高級なガラス器に吸い寄せられたのだが、ポルトガル製の普段使いのガラス器のデザインに興味を持ったのである。その時気が付きました、なるほどポルトガルはボストンに一番近いヨーロッパ、対岸だったのだ。

今回のツアーツアー旅行では、このようなポルトガルのデザイン/パターン、とくにイスラム文化との融合形を探し回るといった本当にやりたいこと全くできない。ハリー・ポッターなぞどうでもいいのである。いい写真が撮れない、インプレッシブなデザイン/パターンを見つけられない。イライラをだましながら旅を続けます。

次にドウロ河に面する、ポートワイン・ワイナリー、サンデマンをたずねる。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8ポートワイン・ワイナリー前

この日は、ドウロ河でボートレースが行われていました。せっかくポルトガルらしい風景に出会ったのですが、なかなか会心の作は撮れない。時間が無いというのはただの言い訳か?やっぱり朝夕の光が必要なのか?  


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 ポートワイン・ワイナリー


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8 ポートワイン・ワイナリー

ヴィンテージワインは格子の扉の向こう。奥はこのワイナリーのシンボル、学生マントとソンブレロ。

ポートワインを試飲するが、甘いワインは何を食べながら飲むのかな?? ポルトガルのワインはヴィーニョ・ヴェルデ(若い白ワイン)が気に入った。食事の時はいつも緑ワインといって注文するようになりました。すこし発泡する、アルコール度の低い、水のかわりに飲めるワインで飲み易い。後で気が付いたら、時々家で飲んでいたお気に入りのワインが、猫ちゃんマークGATAOがポルトガル、ヴィーニョ・ヴェルデでした。家に帰ってからも、またGATAOを飲んでしまった。当方は日本酒が専門で、ワインは日本酒の1/10以下の飲酒量。全然ワイン通ではありません。しかし、美味しいお酒は世界中のありとあらゆるお酒何でも好き。



この日の昼食はバカリャウ(乾しタラ)のコロッケ。味はどうころんでも乾しタラのコロッケ。素朴な味です。




午後は、1時間かけて、世界遺産の街、ギマランイスへ。

ギマランイス

1時間半くらいの自由時間があったので、教会見学なぞせずに街をウロウロする。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8

この写真はもっと遠景のカフェの光景から、一部をトリミング拡大したもの。このあたりから、Fujifilm GFX50Sの不思議な魅力に注目し始める。もともとFujifilm GFX50Sは生っぽい写真が撮れると思っていたのだが、この生っぽさは、トリミング拡大しても保持されているのだ。フルサイズSony alpha7RIIIも4360万画素あるわけで、5140万画素のFujifilm GFX50Sとかわりない。ガンガンにトリミング拡大できる。フルサイズSony alpha7RIIIにおけるトリミング拡大した絵は単に元の絵が拡大された写真そのものという印象なのに、Fujifilm GFX50Sのトリミング拡大した絵はその場の雰囲気をのぞき込んでいる、自分がその場に飛び込んだような生々しさがあるのだ。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8

日本のカステラのルーツが食べられるカフェがあるというので、トライする。ありましたよ、おおきな丸いケーキを切ってもらうと、正にカステラです。味は素朴。日本のザラメのついたカステラとはイコールでないけれど感激して食べる。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8ギマランイス クリスマス・マーケット

カステラを食べてから、クリスマスマーケットにいってみる。こちらはドイツやウイーンのクリスマスマーケットに比べると地味なもの。ポルトガルは根っからのクリスチャンなんだなと思う。残り時間が僅かで、数ショットしか撮れなかった。


Fujifilm GFX50S + smc Pentax 645 FA45mm F2.8

1時間半はあっというまに過ぎて、何も撮れずにギマランイスを後にポルトにもどる。

ポルトは食後にスーパーマーケットにいって、いろいろ物色する。バカリャウ(乾しタラ)が山のように売っている。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8

当方は魚をみるのが大好き。見慣れた魚とちょっと違った大西洋の魚がいっぱい。スーパーでこれなら、ポルトガルは日本人より魚好きかもしれない。


Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm F2.8

イワシの缶詰の種類が半端でない。トマト風味、トマトと唐辛子風味、楽しい限り。お土産にいっぱい買い込む。そういえば昨晩はスーパーで緑ワインを買って、2日で1本飲んでしまった。

明日はコインブラです。


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