小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

Fujifilm GFX100S 試写 その8 マニュアルレンズ編

2021-05-20 15:37:46 | 写真日記
Fujifilm GFX100S 試写 その8 マニュアルレンズ編

予定を変更して、FujifilmXF70-300mm試写でなく、試写その7とつながりがいいので、こちらを先に載せます。このレポートはかなり以前、2021-4-27の代々木公園での撮影をもとに書いたものです。現在はおそらくバラが終了してしまっているでしょう。

最近のカメラやレンズはマニュアル操作に不親切なものが増えています。最近のカメラユーザーの大半がマニュアル操作を全く使わないようですから、仕方ないといえます。 レンズフードを逆につけたまま撮影するスタイル(レンズ・フォーカスリングを回せません)は、悲しくなります。マニュアル撮影を無視していることを示しているからです。 当方においては、Fujifilm GFX50S撮影での大半が、ピントから露出までほとんどマニュアルでした。

Fujifilm GFX100Sでのマニュアル操作はどうだろうか? 唯一の645中判用F1.2を誇る中華レンズ、中一光学85mm , F1.2と唯一のフルサイズ用広角マクロ、Laowa 15mm F4 macroをLaowaマジックマウントコンバーターで645中判カメラに接続。今日は中華レンズオンリー、いずれもMF専用です。中華レンズの良し悪しではなく、Fujifilm GFX100Sがマニュアルレンズにちゃんと対応できるかが今回の試写の中心ポイント。

自然教育園が臨時閉園なので、代々木公園に行ってみました。

以下Fujifilm GFX100S+中一光学85mm , F1.2


全て、F1.2で統一しています。日が差すとNDフィルターをつけないと無理なので、以下の花写真は全てNDフィルターを介しています。接近撮影ですから、以下の花写真はさらに全て接写リングを介しています。徹底したボケ撮影の練習です。







F1.2でも、ちゃんとピントが合っているところは合っているようです。













代々木公園は開いてはいますが、自由に動けるスペースが制限されています。そのスペースの午後2時ではこんな程度の人出です。公園はいいですよ、皆さんなにか楽し気です。サイクリングコースやドッグランも開いています。


以下、Laowa 15mm F4 macroでの接近撮影。









曇り空で、レフやライトなしですから、絵としてはどうってことなくてすみません。ほんと、撮るものが無いのです。

問題が生じると取説を見ながらの撮影です。Fujifilm GFX50Sでやってきたことは全てFujifilm GFX100Sで同じように実行できました。操作システムは結構変化しており、慣れない部分はありますが、その内慣れるでしょう。新しい機材になって、ぶつぶつ前の方が良かったということは言いたくありません。よほどのことが無い限り、慣れの問題にすぎませんから。

今日の撮影に関しては、Fujifilm GFX100SとFujifilm GFX50Sの差が良くわかりません。一つだけ、 中一光学85mm , F1.2の周辺減光がFujifilm GFX100Sの方が少ない気がします。実は前回のSony/ Zeiss, Distagon 24mmの時のケラレの範囲がFujifilm GFX100Sの方が少ない気がしていたのです。Fujifilm GFX100Sの方が画面周辺の処理が改善されているのかもしれません。これは意外です。逆のことを心配していました。  画質に関しては、特殊撮影ですから、同時に2台並べないと差がわかりませんが、Fujifilm GFX50Sとはすでにお別れしてしまいました。

これだけFujifilm GFXに色々なレンズを付けられるとなると、レンズ1本だけ持って撮影に行くというのは寂しい。Fujifilm GFX100S とFujifilm GFX50Rの2台体制がとれないかと、大それた計画を思いえがくようになりました。早くFujifilm GFX50R中古の値段がさがってくれないかな。

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