小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

石垣島 陶芸ネタを離島に求めてー1

2018-07-04 14:48:12 | 日記
石垣島 陶芸ネタを離島に求めてー1

2018-6-25~28
3泊4日で沖縄、石垣島へ行きました。
目的は
1、ホテルでマッタリ(これは主として家内のリクエスト)
2、陶芸のネタを仕入れる。海の波の写真と沖縄の貝の残骸収集
3、沖縄の料理と泡盛で酔っぱらう。
結論
1、最初は宮古島と思ったのですが、石垣島の方がホテルがしっかりしている気がしたので、石垣島にしたのです。ANAインターコンチネンタルHはいいホテルでした。ホテルでマッタリにはぴったりです。もっとも7月8月のピーク時にはどうなるかわかりませんが。
2、ブログのあちこちに陶芸のネタが出てきます。皆さんには興味ないかもしれませんが、磨いた貝の色、石垣焼の色、澄んだ海の波パターン、沖縄紅型など収穫はそこそこありました。今後これをどう展開するか楽しみです。
3、<テッペン>のじーまみ豆腐揚げだしと石垣牛の石焼、<一龍>のミーバエ(はたの一種)の煮つけ、<アダン亭>のシャコ貝の塩辛、アダンの芽のチャンプル、<セントエルモ>のいかすみパエリア、<ミルミル本舗>の肉厚ハンバーガーとジェラードが印象的、泡盛は<やいま>が飲みやすかった。

2018-6-25 初日は12時半に石垣空港に着く。レンタカーをかりてなんとなく試乗しているうちに、いつのまにかカビラビーチに向かっていました。その入り口のセントエルモでランチ。海辺のカフェでいい感じ。スペイン料理にこだわっていて、イカ墨のパエリアはうまかった。


Sony alpha7RII + Zeiss Batis18mm F2.8


Sony alpha7RII + Zeiss Batis18mm F2.8


Nikon1 AW+water proof 11-27.5mm
意外や意外、防水Nikon1は陸上でも結構いい画面を作る。こういうこだわりがニコンさんの特徴。


Sony alpha7RIII + Laowa 12mm Zero-D F2.8


Sony alpha7RII + Zeiss Batis18mm F2.8

Laowa12mmとZeiss Batis 18mmの決着がつかずに両方持ってきてしまいました。ここで両者の決定的違いが判明。Batisにはフィルターが付けられるのにLaowaには付けられない。BatisにPLフィルターをつけると、南の海にはぴったりの色がでてくるのに。フィルターが付けられないLaowaは苦しい展開。

ここに来る途中に石垣焼の窯による。
油滴天目の周囲の中に、石垣島産の鉱物がつくる石垣ブルー、それを覆うガラスの3者から成り立つこだわりの石垣焼です。金子喜八郎が自然発色したガラスと陶器の融合に世界で初めて成功したとされています。世界的に認知された焼物です。
金子喜八郎は写真家でもあり、陶器、ガラス、写真のクロスオーバーを目指している当方としては、ここを訪ねるしかない。


Sony alpha7RII + Zeiss Batis18mm F2.8


Sony alpha7RII + Zeiss Batis18mm F2.8


Sony alpha7RII + Zeiss Batis18mm F2.8


Sony alpha7RII + Zeiss Batis18mm F2.8


Sony alpha7RII + Zeiss Batis18mm F2.8


Sony alpha7RII + Zeiss Batis18mm F2.8

ガラスと陶器の融合はやはり細かい貫入が入っていました。作品によっては結構な貫入が入っています。ガラスと陶器は熱膨張係数率が大きくちがうので、両者を共存させて冷却すれば必ず貫入がはいります。 陶器では釉薬の貫入は許容され、かえって好まれる傾向にありますが、ガラスの貫入ははがれると危険なので、ある程度に抑え込む必要があります。石垣焼の成功率は当初1/2000で現在2,3割になっているそうです。現在当方の開発した技術でもこの石垣焼程度の貫入に抑えることが可能になっています。
当方は油滴天目にはあまり興味ないので、興味はこのブルーです。ガラスと釉薬は親戚なので、釉薬の色はガラスにひきずられて広がります。この浸透が海のブルーの変化につながるわけで、確かに石垣焼は魅力的ですが、当方の現在の技術でこの程度は達成可能な気がしています。この程度というと怒られるでしょうが、見ていてください、その内、当方独自のガラスと陶器の融合をお見せすることができるでしょう。
カビラビーチを折り返して、石垣島の絶景として有名な川平湾に向かいます。


Sony alpha7RIII Laowa 12mm Zero-D F2.8


Sony alpha7RII + Zeiss Batis18mm F2.8

PLフィルター付BatisとフィルターなしのLaowaの勝負は明らか。ちゃんと絶景的色に川平湾が撮れました。いつもこういうブルーに見えるとは限らないそうです。今回の旅は、行く前日に梅雨が明け、今年日本に上陸した沖縄通過の2つの台風の丁度狭間にすっぽりはまって全行程晴れで、超ラッキーな天気でした。
グラスボートにのりましたが、当方は海底はどうでもいいので、青い海の波を撮影しまくります。なんとか新しい波のパターンの印象を得たい。


Sony alpha7RII + Zeiss Batis18mm F2.8


Sony alpha7RII + Zeiss Batis18mm F2.8


Sony alpha7RII + Zeiss Batis18mm F2.8


Sony alpha7RII + Zeiss Batis18mm F2.8


Sony alpha7RII + Zeiss Batis18mm F2.8

ホテルに入りました。


Sony alpha7RIII + Zeiss Batis18mm F2.8


車をおいて、タクシーで石垣島繁華街へ、1000円で行きます。バスだと210円。すいぶんバスも使いました。お酒が飲めないレンタカーは大嫌い、バスの旅が一番よ。
最近売り出し中の居酒屋<テッペン>へ。<コテッペン><ドテッペン><有頂天>と姉妹店が続々発展しています。確かに料理はよく考えられており、味も結構で値段もリーズナブル。てっぺんまで積みあがった刺身の山が売りですが、当方はきどってアカマチの刺身を注文しましたが、これは期待通りの新鮮さはありませんでした。シャコ貝の刺身は、禁漁期ということで×。沖縄はアカマチの刺身とシャコ貝の刺身がうまい、それ以外は南の海の刺身はそう期待できるものではないと思っています。ですからてっぺん刺身盛り合わせは頼まなかった。


Sony alpha7RII + Zeiss Batis18mm F2.8 アカマチのさしみと、なんとかのフライ。


Sony alpha7RII + Zeiss Batis18mm F2.8 石垣牛の石焼

ここの石垣牛はおいしかった。石垣牛といえども、色々なグレードがあるようです。肉好きの家内は感激。


Sony alpha7RII + Zeiss Batis18mm F2.8 じーまみ豆腐の揚げだし

これはとても推薦。当方は感激。 どこのじーまみ豆腐の揚げだしもうまいとはかぎらないようですからご注意。


Sony alpha7RII + Zeiss Batis18mm F2.8  テビチ

かくして石垣島の一日目は終了。

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