自然教育園日記 その235 花撮りで一億画素は武器になるのか?―1
2022-4-16
公募展用4点目の小型陶絵画7kgは今朝完成した。5点目の大型作品30kgもぎりぎりまで修正を繰り返したのだが満足できずに今年は諦めた。苦労して作った小型陶絵画4点をどれも除外することが出来ず、みな出展することにした。埼玉・大宮の陶芸財団まで3時間かけて車で運んだ。受けつけの陶芸の先生らしき方に、当方が昨年出品した30kgの大型陶絵画に関して文句を言われた。運搬やセッティングが大変で、余計な出費もあり大変だった。すなわち、もうあのような大きな作品は出してくれるなということである。ですから今年は小さくしました、なんとか壁に吊ってくださいとたのむと、セッティングの専門家が決めることだ、壊れるとこまるとおっしゃる。壊れてもいいですというと、あなたは良くても他人が迷惑するとおっしゃる。すなわち、重たいものは吊らないということだ。陶絵画を寝かしておいても意味ない。すなわち陶芸財団展には陶絵画を出せないということだ。どうやら当方は変な作品のくせに面倒ばかりかける<厄介者>という扱いであることがわかった。新しい息吹をいれないと陶芸はすたれてしまう、だから陶芸振興財団があるといわれたので、ここならわかってもらえるだろうと昨年出品した。昨年展示会を見に来てくれた友人から、この展示会は君には合わないからここに出品するのはやめろと言われた。しかし、出し続ければ理解してもらえると思って今年も出した。暗に<厄介者>といわれてまでこの財団に期待することもなかろう。
LifeSeq㈱における何千、何万の遺伝子の動態を一気に解釈しようとするトランスクリプトーム解析の仕事も、自然から抽象画を抽出しようとする写真の試みも陶器で絵画を描こうとする試みも皆、波間のアブクなのか?
そんなに遠くないお墓に入る日まで、<全て無駄なことは無い>と言い続けて生きるしかない。
大谷も打ったし、いやなことは直ぐわすれて次の手を打とう。
さて、本題に入ります。
小道具は使わない、自然そのままで勝負と決めて始めた、今年の花撮り、はたして中判カメラの魅力だけで花を攻めきれるのか???
これまで早春の花、ユキワリイチゲ、カタクリの花と格闘してきました。
中判カメラというより、一種の花に絞って長期間撮り続けるという点では少しは何かを得るところがありました。しかし、まだまだです。
この格闘で疲れて、教育園に行くのが嫌になっているのですが、ただの惰性で教育園に足を運んでいます。
桜もスミレもどうやって撮ったらいいかわかりません。
2022-3-30
機材に迷ったときは、この組み合わせ。Extension Tubeを持てば、ほとんどすべての撮影ニーズに対応できる。
Fujifilm GFX100S +GF110mm
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いつものスミレと桜です。この場所しか両方を画面に入れることが出来ません。しかしここのスミレはアップにすると他の草のコンタミで決して美しくない。それならぼかしてしまえと撮った絵です。わざわざ人をいれて、春を喜ぶ雰囲気を出してみました。30点。
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経験上、桜は普通に撮るのが一番とはいうものの、30点。
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横長にしてみました。20点。
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同じ顔の羅列を狙って45点。
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ヒトリシズカの奇妙な雰囲気とスミレのコラボ、左の邪魔が入って30点
この日はトボトボ帰ります。
2022-4-2
今日もFujifilm GFX100S +GF110mm。
気力が低下して、頭がまわっていないのかな?
桜は散ってしまい、今年、自然教育園の桜の写真は無し。花筏をただ撮っても絵にならない。
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この機材の最大のメリットはトリミング拡大に強い事ということを思い出して、ガンガンに拡大してみた。面白いじゃないか!!! こういう自然の無限パターンが大好きな当方はこれで、今年はヤッタイタダキ!と内心ほくそ笑んだのです。次の日も、次の日も花筏を撮り続ける。しかし、何か足りない。どやったらおもしろくなるかアイデアはあるのだが、実行する気力が出ない内に花びらは茶色くなり池に沈んでゆきました。40点。
この日はFujifilm GFX100S + Carl Zeiss Planar 50mm macroに切り替えて、何か起きることを期待する。
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上の葉っぱの曲線とスミレがもっと接近しなければ意味ない。30点。
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桜とスミレが同一画面に入れられるもう一つのポイント。このポイントでの当方の写真はすでに現在の教育園ロビーの展示に使われて小さく貼ってある。また同じような写真を写真展に出すわけにもいかないし、第一花がみな横を向いている。このポイントは太陽に向かうから横向きになってしまうのだ。40点。
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ニリンソウ。あまりにも単純、30点。
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ピントが甘いのだけれど、このレンズのボケは絶妙な味がある。50点。
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このレンズは面白いかも、少し元気が出てきた。55点。
2022-4-3
今日はFujifilm GFX100S + GF120mm macro という正統的システムで、花筏に再チャレンジ。
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あいにくの雨、しかし雨の波紋を入れ込もうとする。花びら自体が古くなって条件が悪すぎる。40点。
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雨に濡れるスミレを狙うが、水滴がちゃんと見えないので、30点。
2022-4-5
今日はFujifilm GFX100S + GF120mm macroに加えて、Laowa 15mm macroで超接近広角撮影。マクロ正統派の2レンズ体制。
Fujifilm GFX100S + Laowa 15mm macro 40点
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Fujifilm GFX100S + Laowa 15mm macro 50点
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Fujifilm GFX100S + Laowa 15mm macro 40点
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Fujifilm GFX100S + Laowa 15mm macro 40点
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Fujifilm GFX100S + Laowa 15mm macro 30点
中華レンズはちゃんと撮れる、立派。しかし、色が率直でスリルが無いともいえる。
Fujifilm GFX100S + GF120mm macro
花筏に再再チャレンジ。今日は又新しく花びらが補給されたようで、少しはピンクがかった花びらがある。もう少しで面白い写真になるのだが、クソ、どうしたらいい!! 40点
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Fujifilm GFX100S + GF120mm macro
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Fujifilm GFX100S + GF120mm macro
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Fujifilm GFX100S + GF120mm macro
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Fujifilm GFX100S + GF120mm macro
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Fujifilm GFX100S + GF120mm macro
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Fujifilm GFX100S + GF120mm macro
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Fujifilm GFX100S + GF120mm macro
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Fujifilm GFX100S + GF120mm macro
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Fujifilm GFX100S + GF120mm macro
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Fujifilm GFX100S + GF120mm macro
小さな、小さなツボスミレを写真にするのは超難しい。20点
春の花撮影は続きます。
2022-4-16
公募展用4点目の小型陶絵画7kgは今朝完成した。5点目の大型作品30kgもぎりぎりまで修正を繰り返したのだが満足できずに今年は諦めた。苦労して作った小型陶絵画4点をどれも除外することが出来ず、みな出展することにした。埼玉・大宮の陶芸財団まで3時間かけて車で運んだ。受けつけの陶芸の先生らしき方に、当方が昨年出品した30kgの大型陶絵画に関して文句を言われた。運搬やセッティングが大変で、余計な出費もあり大変だった。すなわち、もうあのような大きな作品は出してくれるなということである。ですから今年は小さくしました、なんとか壁に吊ってくださいとたのむと、セッティングの専門家が決めることだ、壊れるとこまるとおっしゃる。壊れてもいいですというと、あなたは良くても他人が迷惑するとおっしゃる。すなわち、重たいものは吊らないということだ。陶絵画を寝かしておいても意味ない。すなわち陶芸財団展には陶絵画を出せないということだ。どうやら当方は変な作品のくせに面倒ばかりかける<厄介者>という扱いであることがわかった。新しい息吹をいれないと陶芸はすたれてしまう、だから陶芸振興財団があるといわれたので、ここならわかってもらえるだろうと昨年出品した。昨年展示会を見に来てくれた友人から、この展示会は君には合わないからここに出品するのはやめろと言われた。しかし、出し続ければ理解してもらえると思って今年も出した。暗に<厄介者>といわれてまでこの財団に期待することもなかろう。
LifeSeq㈱における何千、何万の遺伝子の動態を一気に解釈しようとするトランスクリプトーム解析の仕事も、自然から抽象画を抽出しようとする写真の試みも陶器で絵画を描こうとする試みも皆、波間のアブクなのか?
そんなに遠くないお墓に入る日まで、<全て無駄なことは無い>と言い続けて生きるしかない。
大谷も打ったし、いやなことは直ぐわすれて次の手を打とう。
さて、本題に入ります。
小道具は使わない、自然そのままで勝負と決めて始めた、今年の花撮り、はたして中判カメラの魅力だけで花を攻めきれるのか???
これまで早春の花、ユキワリイチゲ、カタクリの花と格闘してきました。
中判カメラというより、一種の花に絞って長期間撮り続けるという点では少しは何かを得るところがありました。しかし、まだまだです。
この格闘で疲れて、教育園に行くのが嫌になっているのですが、ただの惰性で教育園に足を運んでいます。
桜もスミレもどうやって撮ったらいいかわかりません。
2022-3-30
機材に迷ったときは、この組み合わせ。Extension Tubeを持てば、ほとんどすべての撮影ニーズに対応できる。
Fujifilm GFX100S +GF110mm
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いつものスミレと桜です。この場所しか両方を画面に入れることが出来ません。しかしここのスミレはアップにすると他の草のコンタミで決して美しくない。それならぼかしてしまえと撮った絵です。わざわざ人をいれて、春を喜ぶ雰囲気を出してみました。30点。
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経験上、桜は普通に撮るのが一番とはいうものの、30点。
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横長にしてみました。20点。
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同じ顔の羅列を狙って45点。
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ヒトリシズカの奇妙な雰囲気とスミレのコラボ、左の邪魔が入って30点
この日はトボトボ帰ります。
2022-4-2
今日もFujifilm GFX100S +GF110mm。
気力が低下して、頭がまわっていないのかな?
桜は散ってしまい、今年、自然教育園の桜の写真は無し。花筏をただ撮っても絵にならない。
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この機材の最大のメリットはトリミング拡大に強い事ということを思い出して、ガンガンに拡大してみた。面白いじゃないか!!! こういう自然の無限パターンが大好きな当方はこれで、今年はヤッタイタダキ!と内心ほくそ笑んだのです。次の日も、次の日も花筏を撮り続ける。しかし、何か足りない。どやったらおもしろくなるかアイデアはあるのだが、実行する気力が出ない内に花びらは茶色くなり池に沈んでゆきました。40点。
この日はFujifilm GFX100S + Carl Zeiss Planar 50mm macroに切り替えて、何か起きることを期待する。
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上の葉っぱの曲線とスミレがもっと接近しなければ意味ない。30点。
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桜とスミレが同一画面に入れられるもう一つのポイント。このポイントでの当方の写真はすでに現在の教育園ロビーの展示に使われて小さく貼ってある。また同じような写真を写真展に出すわけにもいかないし、第一花がみな横を向いている。このポイントは太陽に向かうから横向きになってしまうのだ。40点。
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ニリンソウ。あまりにも単純、30点。
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ピントが甘いのだけれど、このレンズのボケは絶妙な味がある。50点。
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このレンズは面白いかも、少し元気が出てきた。55点。
2022-4-3
今日はFujifilm GFX100S + GF120mm macro という正統的システムで、花筏に再チャレンジ。
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あいにくの雨、しかし雨の波紋を入れ込もうとする。花びら自体が古くなって条件が悪すぎる。40点。
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雨に濡れるスミレを狙うが、水滴がちゃんと見えないので、30点。
2022-4-5
今日はFujifilm GFX100S + GF120mm macroに加えて、Laowa 15mm macroで超接近広角撮影。マクロ正統派の2レンズ体制。
Fujifilm GFX100S + Laowa 15mm macro 40点
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Fujifilm GFX100S + Laowa 15mm macro 50点
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Fujifilm GFX100S + Laowa 15mm macro 40点
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Fujifilm GFX100S + Laowa 15mm macro 40点
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Fujifilm GFX100S + Laowa 15mm macro 30点
中華レンズはちゃんと撮れる、立派。しかし、色が率直でスリルが無いともいえる。
Fujifilm GFX100S + GF120mm macro
花筏に再再チャレンジ。今日は又新しく花びらが補給されたようで、少しはピンクがかった花びらがある。もう少しで面白い写真になるのだが、クソ、どうしたらいい!! 40点
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Fujifilm GFX100S + GF120mm macro
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Fujifilm GFX100S + GF120mm macro
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Fujifilm GFX100S + GF120mm macro
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Fujifilm GFX100S + GF120mm macro
小さな、小さなツボスミレを写真にするのは超難しい。20点
春の花撮影は続きます。
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