俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

梅(2)

2009-03-06 | 俳句・春・植物

月影

梅が香に繙(ひもと)く源氏物語

梅といっても色々な種類がある。一重の白加賀、薄緑がかった一重の月影、花弁が退化した茶筅梅(ちゃせんばい)、萼(がく)が臙脂色で八重咲きの思いのままなど見ていて飽きない。梅の香が漂うところで、源氏物語を原文で読むのも趣があってよいものである。

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茶筅梅

矢印に従つてきて茶筅梅


思いのまま

過ぎし日や思ひのままとふ梅に立ち


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コメント
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