俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

木守柿(きもりがき)

2009-11-22 | 俳句・冬・植物


木守柿照るや農家の庭先に

来年もよく実るようにと、木に取り残しておく柿。まるで柿の木を守護しているかのように残る情景は、孤高で、一抹の侘しさがある。大きな敷地の農家があった。門の近くに柿の木があり、柿が一つだけ残されていた。青空をバックに、柿はてらてらと日に輝いていた。

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少年の吹く笛の音や木守柿


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