俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

柘榴の花

2015-06-08 | 俳句・夏・植物



花柘榴寺を訪ひたる露人ゐて



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ザクロ科の落葉小高木。

ペルシャ、インド原産。

六月頃、多肉で筒状の萼をもち、薄くて皺のある朱赤色の六弁花

を多くつける。

花は単弁のほか重弁もあり、色も淡紅、朱、絞り、白花など様々。







長崎市の中島川沿いに歩いて来ると、光永寺という浄土真宗の寺

があった。

ここは、19歳の福澤諭吉が約1年間滞在して勉学に励んだ寺だ

という。

門前に紫陽花が置かれ、綺麗だったので中に入ってみた。

すると、右手に柘榴が朱色の花をいくつかつけていた。







後からロシア人と見られる背の高い男性二人が入ってきて、本堂

や鐘楼の写真を撮っていた。






恋をしてゐるらしき眼や花ざくろ



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