
鶯や京の都を一望に


スズメ目ウグイス科の小鳥。
主に山地帯の低木林に生息しており、人家の近くにも現
れる。
背部は緑褐色、腹は白。
姿よりも鳴き声が珍重される。
「春告鳥」「経読鳥」などとも呼ばれる。

京都の華厳寺(通称 鈴虫寺)を訪れた。

この寺は、当初華厳宗として開創されたが、後に臨済宗の
禅寺となったという。(寺の名はそのまま)
当寺は鈴虫寺として有名だそうで、一年中鈴虫の音が聞け
る。
中に入ると、大きなガラス張りの箱が10個ほど置かれ、
その中に鈴虫が5,000匹もいるという。
一年中25度に保たれ、法話を行う大広間は鈴虫の音で満ち
ていた。
なぜ鈴虫かというと、昔、台厳和尚が秋に鈴虫の音を聞いて
開眼されたので、衆生にも広く聞いていただきたいという思
いで鈴虫を飼われたそうである。

境内の庭を歩いて行くと、展望の開けた所に出た。
ここから京都の街が一望できたが、手前の大木に鶯がいて
ずっと良い声で鳴いていた。

鶯や研修のバスガイドらに

