俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

松の芯

2016-04-17 | 俳句・春・植物




寺に入る小橋渡りぬ松の芯



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松の新芽のことで、「若緑」「初緑」ともいう。

細長い緑の芽が長く伸び、真っ直ぐ天を指すさまは勢いが

ある。







京都の大覚寺を訪れた。

大門の手前に小さな川が流れており、そこに架かる小橋を

渡って寺に入った。







折しも、松は沢山の芯を伸ばしていた。







宸殿の蔀戸は全て上げられ、再現された狩野山楽の見事な

襖絵が見られるようになっていた。






若緑鶯廊下鳴らしゐて



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