俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

木守柿

2017-11-16 | 俳句・冬・植物




水音は水車なりけり木守柿



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梢に一つだけ捥がずに残しておくもので、翌年もよく実るよ

うにとの祈りが込められているという。

高い梢に、まるで柿の木を守護するかのように残る姿は、

いかにも孤高な感じがする。







シャーという継続的な水音が聞えていたが、近づいてみると

水車の回る音であった。

近くに木守柿が青空の中にあった。






照るものといへば山家の木守柿



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コメント
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