夕暮れて畑の茶垣の灸花
アカネ科の多年生蔓草。
藪、生垣、樹林などに自生し、他のものによく絡まる。
八~九月頃、鐘状でふちが五裂、内側が紅紫色をした灰白色の小花をつける。
花が灸の色や形に似ていることから灸花という。
全体に臭気があり、屁糞葛の名がある。
歩いていると夕暮れになってきた。
畑の茶垣に絡んだ灸花がたくさん咲いていた。
プーチンに灸を据ゑたしやいと花
夕暮れて畑の茶垣の灸花
アカネ科の多年生蔓草。
藪、生垣、樹林などに自生し、他のものによく絡まる。
八~九月頃、鐘状でふちが五裂、内側が紅紫色をした灰白色の小花をつける。
花が灸の色や形に似ていることから灸花という。
全体に臭気があり、屁糞葛の名がある。
歩いていると夕暮れになってきた。
畑の茶垣に絡んだ灸花がたくさん咲いていた。
プーチンに灸を据ゑたしやいと花
青無花果無用の用といふことば
クワ科の落葉小高木。
西南アジア原産。
果実の成熟は年二回で夏果、秋果がある。
夏果は前年についた幼果が越冬して夏熟するもので、その熟する前の新枝に生っている青い卵形の実をいう。
歩いていると、青無花果が生っていた。
それを見ていると、「無用の用」という言葉が浮かんだ。
青無花果やうやく日差し弱まりぬ