俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

夕立

2024-07-31 | 俳句・夏・天文

 

 

図らずも大夕立となりにけり

 

 

 

 

 

 

夏の夕方に降る局地的な激しい雨をいう。

 

 

 

 

 

 

空が曇ってきたかと思うと、急に大粒の雨が激しく地面を叩きつける。

雷鳴を伴うことも多い。

また、洪水を起し、川が氾濫することもある。

 

 

 

 

 

 

普通は一時間程度で上がり、その後は涼気を感じさせる。

 

 

 

 

 

 

今日は天気予報のアプリを二・三見ると、曇りで、一時的に弱い雨が降る予報であった。

そのため、傘を持たずに二時間程度の散策に出たが、帰るころ大粒の雨がぽつぽつと降り出した。

少しすると急に地面を叩きつけるような夕立となった。

帽子は被っていたが、文字どおりの濡れ鼠となった。

スマホで雨の様子を撮り続けたが、雷鳴が聞え、だんだん近づいてきた。

そこでスマホはポケットにしまったが、その後がどんどんひどくなった。

直ぐ近くで光り、雷鳴がバリバリと炸裂した。

道は十~二十センチの深さの川となり、雷に囲まれ、ほとんど死ぬかと思った。

こんなことは思ってもみなかった大夕立となってしまった。

 

 

 

 

 

夕立に傘なき腕(かひな)痛かりき

 

 

 

コメント (2)
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