俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

木槿

2024-08-09 | 俳句・秋・植物

 

 

川沿ひを人に会はずに木槿かな

 

 

 

 

 

 

アオイ科の落葉低木。

中国・インド原産。

生垣や庭木に植えられる。

 

 

 

 

 

 

七~八月にかけて五弁花をつける。

普通は赤紫色だが、園芸品種には白、桃色、菫色、絞りなどもある。

 

 

 

 

 

 

朝に開き、夜にはしぼむため、「槿花(きんか)一日(いちじつ)の栄(えい)」という言葉があり、人の栄華のはかなさにたとえられる。

 

 

 

 

 

 

川沿いの道を散策していたが、残暑が厳しいためか人には出会わなかった。

ただ、道端に木槿が秋を告げるように咲いていた。

 

 

 

 

 

白木槿逝きたる人の句を誦し

 

 

 

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