俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

楝の実

2024-10-30 | 俳句・秋・植物

 

 

強風の収まつてきぬ樗の実

 

 

 

 

 

 

センダン科の落葉高木。

楝は栴檀の古称。

暖地に自生する。

 

 

 

 

 

 

硬い殻に包まれた小さな実は秋に黄熟し、サクランボのように細い枝の先に下がる。

表面はつるつるしていて栴檀坊主と呼ばれ、葉の落ちた冬の間も枝に残っている。

 

 

 

 

 

 

核は数珠球に、中の実は薬用になる。

 

 

 

 

 

 

樗の実が沢山生っていた。

強風に煽られていたが、やがて風も収まってきた。

 

 

 

 

 

夕日受け栴檀の実や艶やかに

 

 

 


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