強風の収まつてきぬ樗の実
センダン科の落葉高木。
楝は栴檀の古称。
暖地に自生する。
硬い殻に包まれた小さな実は秋に黄熟し、サクランボのように細い枝の先に下がる。
表面はつるつるしていて栴檀坊主と呼ばれ、葉の落ちた冬の間も枝に残っている。
核は数珠球に、中の実は薬用になる。
樗の実が沢山生っていた。
強風に煽られていたが、やがて風も収まってきた。
夕日受け栴檀の実や艶やかに