俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

枯菊

2023-01-09 | 俳句・冬・植物

 

 

枯菊に夕日当たれば艶めけり

 

 

 

 

 

 

冬になって枯れている菊をいう。

 

 

 

 

 

 

葉が枯れていくなかで花はまだ色を残しているさまは、かえって哀れが深い。

 

 

 

 

 

 

枯れ切った菊を焚くのは、趣のある花をしのぶ心が感じられる。

 

 

 

 

 

 

枯菊に夕日が当たった。

すると、まだ色の残っている花が艶めいて見えた。

 

 

 

 

 

枯菊の焚かるる焔上りけり

 

 

 


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