水中を見つむる目なり冬の鷺
冬に見かける鷺のことをいう。
主に小鷺や青鷺が多い。
白鷺も青鷺も夏の季語で本来は夏に多く見られるはずであるが、近年の夏はあまりの猛暑で、鷺の姿はほとんど見られない。
おそらく、更に北の方で過ごし、秋に南下して、逆に冬の方が鷺を見かける機会が多くなっているのだろう。
暖冬の所為で、冬に日本の南方へ移る必要がなくなったのかもしれない。
冬鷺の本意は寒さに耐えている鷺で、寒風の吹きつける日などは寒そうにしているのが見られる。
川に冬の鷺がいた。
冬鷺は水中を見つめ、小魚を狙っている目をしていた。
冬鷺の翔て夕日を浴びにけり
ここは海鵜の群生地・・城ヶ島の岩場に越冬中。
糞で岩場が真っ白になっています。
こちらではたまに川鵜が見られます。